2021.5.25 07:30

【大泉英子氏】熱狂…もみくちゃ「怖かった…」 ミケルソン選手の18番第2打地点で/全米プロ

【大泉英子氏】

熱狂…もみくちゃ「怖かった…」 ミケルソン選手の18番第2打地点で/全米プロ

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全米プロ選手権
18番グリーンに向かうミケルソン(中央)。警備員の制止を振り切ったギャラリーがフェアウエーに殺到した(USA TODAY)

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 全米プロゴルフ選手権最終日(23日、米サウスカロライナ州・キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)ゴルフジャーナリストの大泉英子さんが大会を現地で取材。現在の日本では信じられない熱狂だったという。

 怖かった…。私は18番の第2打地点で、ミケルソン選手のすぐ近くにいましたが、彼がパーオンすると、背後から観客がロープをくぐってウワーッと集まり、身動きが取れないほどもみくちゃになりました。

 あの状況が示す通り、彼の米国での人気は絶大。まさに“ミスターアメリカ”という風貌もあるかもしれませんが、サインに1時間近く費やすこともあるほどファン対応が素晴らしい。この日も何度も声援に親指を立てるサムアップで応え、過去の全米オープンで「1日に2000回近くサムアップした」という珍記録を持つほど。成績が悪くてもホールアウト後はサインに応じ、相手の目を見ながら会話もします。私も何度も取材していますが、練習ラウンド中でもベンチに座ってじっくり話を聞かせてくれたこともありました。

 会場のサウスカロライナ州は2週間前からマスクをしなくてもいいらしく、観客のほとんどがノーマスク。新型コロナウイルスのワクチン接種率が実際どのくらいか分かりませんが、誰でもドラッグストアなどですぐに無料で打てるという環境は、日本よりも相当進んでいる印象でした。日本から来た私にとってはカルチャーショック。すごいスピードで普通の世界に戻りつつあり、「日本もこうなったらいいな」と思いました。(ゴルフジャーナリスト)

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