2021.5.21 20:25

松山英樹41位発進6打差も手応え マスターズ王者の風格「落ち着いてできた」/米男子

松山英樹41位発進6打差も手応え マスターズ王者の風格「落ち着いてできた」/米男子

特集:
マスターズ
松山英樹
第1ラウンド、18番でショットを放つ松山英樹。1オーバー=キアワアイランドリゾート(共同)

第1ラウンド、18番でショットを放つ松山英樹。1オーバー=キアワアイランドリゾート(共同)【拡大】

 全米プロゴルフ選手権第1日(20日、米サウスカロライナ州・キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)4月の「マスターズ」に続くメジャー2連勝を狙う松山英樹(29)=LEXUS=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、首位と6打差の41位でスタートした。ツアー1勝のコーリー・コナーズ(29)=カナダ=が67で首位。2打差の2位にブルックス・ケプカ(31)=米国=ら6人。金谷拓実(22)は75で77位、星野陸也(25)=ともにフリー=は76で97位と出遅れた。

■難コースで全体4位パーオン率71%

 マスターズ王者の風格を示した。コロナ禍を感じさせない多くのギャラリーが集まり、歓声も飛ぶ中、松山が粘った。

 「今までは(メジャーで勝ちたいと)すごく気持ちが入りすぎていたが、きょうは落ち着いてできた」

 大西洋に面し、メジャー史上最長級の7876ヤードを誇る難コース。警戒していたほどではなかったとはいえ、風も選手たちを苦しめた。そんな中、松山は4つのパー5のうち3ホールでバーディー。朝の練習では調子が悪かったといい「思ったより、悪いスコアにならなくてよかった」という1オーバー73。パーオン率71%は、全体4位の安定感だった。

 「アゲンスト(の風)のときは、飛びすぎると駄目なところは抑えて、飛びすぎてもいいところは思い切り振って」。冷静なコースマネジメントも奏功。12番、18番と2度の3パットによるボギーは痛かったが、ショットの感触は悪くない。オーガスタと同様に、穏やかな表情が目立った。

 この大会は2013年から9大会連続の挑戦。毎年会場は異なるが、メジャーでは唯一予選落ちをしたことがない。16年には4位、17年には5位に入っている。日本勢の最高位は1988年大会、中嶋常幸の3位。「マスターズ」に続いて、新たな歴史を刻む可能性は十分にある。

■メジャー連勝へ「しっかり伸ばす」

 首位との差は6打。ホールアウト時点では4、5打差で「そんなに離されるほどじゃない、4、5打差で終わったのでよかった」と話した。「あしたしっかり伸ばして、少しでも差を縮められれば。きょう回ったイメージを大事にしながら練習したい」。約1カ月の休養から復帰して、この日が実戦5ラウンド目。メジャー2連勝を視界に残すスタートを切った。