2021.5.26 00:23

愛知知事リコール、署名偽造は70万人分か

愛知知事リコール、署名偽造は70万人分か

 愛知県の大村秀章知事のリコール運動を巡る署名偽造事件で、佐賀市の貸会議室に集められたアルバイトが書き写した署名が、約70万人分に上るとみられることが25日、関係者への取材で分かった。正当な署名も含め、計約43万5000人分の署名が選挙管理委員会に提出された。偽造された約70万人分の一部は提出しなかったことになり、愛知県警は経緯を詳しく調べる。

 関係者によると、偽造作業は昨年10月20日に始まった。元々4日間の予定だったが、運動事務局長の田中孝博容疑者(59)=地方自治法違反容疑で逮捕=が進捗状況に不満を示したため、2回にわたり延長され、最終的に同31日まで12日間続いた。アルバイト延べ約1000人が動員されたという。

 アルバイト募集業務は名古屋市の広告関連会社側が同19日に約470万円で受注。運動事務局側は最初に350万円を小切手で支払い、2回の延長分は現金で350万円ずつ払った。総額で約1500万円かかったため、約500万円が未払いのままになっている。