2021.5.23 12:00

【球界ここだけの話(2332)】阪神・佐藤輝に負けじと輝きを見せ始めたオリックス・村西良太

【球界ここだけの話(2332)】

阪神・佐藤輝に負けじと輝きを見せ始めたオリックス・村西良太

特集:
佐藤輝明
サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックス/村西

オリックス/村西【拡大】

 関西メディアを中心に、スポーツ紙の1面には連日のように「佐藤輝」「輝」の文字が躍る。阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が目覚ましい活躍しているが、オリックスにも輝きを見せ始めた選手がいる。近大で佐藤輝の1学年先輩だった、大卒2年目の村西良太投手(23)だ。

 今季は5月4日に1軍昇格後、リリーフとして躍動。15日の楽天戦(ほっと神戸)では3-2の八回1死満塁から5番手で登板し、4番手の富山が招いたピンチで、浅村を遊ゴロ併殺に仕留めた。18日のロッテ戦(京セラ)ではプロ初セーブをマーク。サイドハンド気味の独特な投球フォームから、150キロ前後の力強い直球で打者を封じてきた。

 「本当は昨年初セーブしたかったけど、昨年失敗した分、トレーニングしていい状態で戻ってこられたので、焦らなくてよかった」

 ルーキーイヤーの昨季は開幕ローテーション入りを果たしたが、プロ初先発の6月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、3回5失点でプロ初黒星。一回に5四球を与え、満塁本塁打を被弾とほろ苦いデビューとなった。その後、2軍に降格し、10月には右肘を手術。リハビリ、トレーニングを経て、1軍のリリーフ陣に食い込んだ。

 阪神・佐藤輝がプロの世界に飛び込んだ際、対戦したい投手に名前を挙げられた村西。大学時代にはよく2人で食事にも出かけたという。阪神で4番を任されている後輩の活躍に「あいつもすごいので負けないように」と刺激を受け、後輩斬りにも「抑えたい。できれば三振を取りたい」と意欲を見せていた。

 交流戦で激突するのは6月1日からの阪神3連戦(甲子園)。大物ルーキーを打ち取り、先輩としての存在感を見せつけてほしい。(西垣戸理大)