2019.11.9 02:00

国内聖火リレー最初の走者は「なでしこジャパン」

国内聖火リレー最初の走者は「なでしこジャパン」

サッカー女子W杯で初優勝し、喜ぶ日本代表=2011年7月、フランクフルト(共同)

サッカー女子W杯で初優勝し、喜ぶ日本代表=2011年7月、フランクフルト(共同)【拡大】

 2020年東京五輪の国内聖火リレーの最初のランナーに、東日本大震災が起きた11年にサッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した澤穂希さん(41)ら日本代表「なでしこジャパン」の当時のメンバーを起用する方向で調整が進んでいることが8日、スポーツ界関係者への取材で分かった。聖火リレーは来年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)をスタートする。

 国内リレーに先立ち、ギリシャで行われるリレーの日本人の第1走者は、04年アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきさん(41)が務める方針が固まっている。

 東京五輪は震災からの「復興五輪」を理念として掲げている。聖火リレーの出発地は、福島第1原発事故の緊急事態収束や廃炉作業の拠点となり、ことし4月に「復興のシンボル」として全面再開したJヴィレッジに決定。注目を集める出発時のランナーも、震災直後に悲しみに沈む日本を元気づける快進撃を見せて国民栄誉賞も受賞した「なでしこ」が、大会理念を体現する存在としてふさわしいと候補に浮上したもようだ。