2019.7.18 21:01

マーメイドジャパン苦戦 乾、吉田組メダルならず4位/アーティス

マーメイドジャパン苦戦 乾、吉田組メダルならず4位/アーティス

デュエット・フリールーティン決勝の演技を終え、歓声に応える乾(右)、吉田組=光州(共同)

デュエット・フリールーティン決勝の演技を終え、歓声に応える乾(右)、吉田組=光州(共同)【拡大】

 韓国・光州で行われている水泳の世界選手権。アーティスティックスイミング(AS)のデュエット・フリールーティン(FR)決勝は18日、乾友紀子(28)=井村ク、吉田萌(24)=ザ・クラブピア88=組が93・0000点の4位に終わり、目標のメダルを逃した。

 演技後、乾と吉田の表情は浮かなかった。ソロでメダルを獲得したベテランの乾と、今大会が世界選手権デビューとなる吉田に実力差があるのは否めない。水面から跳び上がる上半身の高さや、突き上げた足の硬さなど演技中の細々とした部分の同調性に欠け、日本の後に演技したウクライナに1・1点差をつけられ4位に終わった。

 「今、自分たちにできる演技はできたと思います」。絞り出すように言葉を連ねた乾だが、納得とはほど遠い表情だった。吉田は「目標にしていたメダルには届かなかった。世界の戦いの難しさというのはすごく味わった。次は勝てるようにしたいです」と涙目で言葉を絞り出した。

 一度付いた序列はなかなか変わらないとされるAS。16年リオデジャネイロ五輪は、15年の世界選手権でデュエット、チームともにメダルを量産し、五輪での銅メダルにつなげた。今大会も20年東京五輪でのメダル獲得へどうしても表彰台に立ちたかったが、世界の舞台は大型選手が勢いやパワーを出し得点を稼ぎ出すのが主流。小柄な日本選手には厳しい情勢だ。

 井村雅代ヘッドコーチ(58)は「今後来年に向かってどう戦うかは考えていきたい」と必死に前を向いた。終わってしまったことは変えられない。来年の東京五輪でのメダルへ向け、ここからできることを模索する。

  • デュエット・フリールーティン決勝の演技を終えた乾、吉田組を迎える井村雅代ヘッドコーチ(右)=光州(共同)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾、吉田組=光州(共同)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾、吉田組=光州(共同)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾(左)、吉田組=光州(共同)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾(奥)、吉田組=韓国・光州(撮影・恵守乾)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾(右)、吉田組=光州(共同)
  • デュエット・フリールーティン決勝演技する乾(左)、吉田組=韓国・光州(撮影・恵守乾)
  • デュエット・フリールーティン(FR)決勝演技する乾(右)、吉田組=韓国・光州(撮影・恵守乾)
  • デュエット・フリールーティン決勝入水前の乾(右)、吉田組=韓国・光州(撮影・恵守乾)