2019.3.11 05:01

瀬古氏「思惑通り」、MGCシリーズ終え日本陸連が総括/マラソン

瀬古氏「思惑通り」、MGCシリーズ終え日本陸連が総括/マラソン

東京五輪のマラソン代表選考方法

東京五輪のマラソン代表選考方法【拡大】

 びわ湖毎日と名古屋ウィメンズの両マラソンでMGCシリーズが終了し、出場資格を満たしたのは男子30人、女子14人だった。4月末まで上位2レースの平均記録などが条件のワイルドカードで切符を目指す道は残されているが、一つの区切りを迎え、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)は「ここまでは思惑通り」と自賛した。

 日本陸連によると、2016年リオデジャネイロ五輪時に同様の条件を当てはめた場合、男子が15人、女子が12人が獲得する計算だった。男子は想定の倍で設楽悠太(27)=ホンダ=と大迫傑(27)=ナイキ=が立て続けに日本記録を更新。機運が高まった一方、名門の旭化成にはまだ有資格者がいない。

 女子は名古屋で5人が出場資格を満たしたが、男子に比べて苦戦した。「もう少し早く12人をクリアすると思った」と河野匡・長距離・マラソン・ディレクター(58)。レース終盤では男女とも海外勢に引き離される展開が目立ち、瀬古氏は「まだタイムで世界に及ばない」と選手の奮起を期待した。

★ワイルドカードでのMGC出場

 国際陸連が世界記録を公認する国内外の大会のタイムによるMGC出場選手の選出方法。男子は2時間8分30秒以内で走るか、2レースの平均が2時間11分0秒以内、女子は2時間24分0秒以内をマークするか2レース平均2時間28分0秒以内の場合に出場権を得られる。2017年8月から19年4月末の間の記録が対象となる。

  • MGC出場権獲得選手
  • びわ湖毎日マラソン・上位成績
  • 名古屋国際ウィメンズマラソン・上位成績