2020.3.23 05:02

レアル元会長・サンス氏、コロナ感染で死去…銀河系軍団の礎を築く

レアル元会長・サンス氏、コロナ感染で死去…銀河系軍団の礎を築く

2000年5月、就任中2度目の欧州CL優勝を果たしたサンス会長(左)はDFサルガドとトロフィーを掲げた(ロイター)

2000年5月、就任中2度目の欧州CL優勝を果たしたサンス会長(左)はDFサルガドとトロフィーを掲げた(ロイター)【拡大】

 スペイン1部リーグの名門レアル・マドリードは21日、ロレンソ・サンス元会長(76)が死去したと発表した。複数の地元紙によるとサンス氏には基礎疾患があり、新型コロナウイルスに感染したことで、病状が急激に悪化したという。

 スペイン紙「アス」(電子版)によると、レアル・マドリード元会長のサンス氏は、新型コロナウイルスに感染して17日に呼吸不全で入院。集中治療室で治療を受けたが、21日に帰らぬ人となった。

 息子のロレンソ・ジュニオール氏によると、父親は入院前に8日間に渡って発熱の症状が出ていたが、「医療機関に負担をかけたくない」と自宅療養を続けていた。22日現在、同国は世界3位の約2万5000人が感染している。

 1995年~2000年まで会長を務め“銀河系軍団”の礎を築いたサンス氏。97-98年シーズンには32季ぶりに欧州チャンピオンズリーグを制覇した。ブラジル代表DFロベルトカルロス、オランダ代表MFクラレンス・セードルフらクラブの一時代を築いた選手を獲得した。

 94年~10年までプレーし、現在はレアル・マドリードのBチームを指揮するラウル・ゴンザレス監督は自身のSNSに「安らかに眠ってください。私たちはあなたを決して忘れません」とつづった。ウイルスが収まり次第、クラブはセレモニーなどで功績をたたえる意向。