2020.3.16 18:37

「セリエAの4月再開は不可能」伊選手協会トンマージ会長が訴え

「セリエAの4月再開は不可能」伊選手協会トンマージ会長が訴え

「セリエAの4月再開は不可能」伊選手協会トンマージ会長が訴え

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 イタリアサッカー選手協会(AIC)のダミアーノ・トンマージ会長が15日、イタリア国営放送『Rai』のテレビ番組『ケ・テンポ・ファ』に出演し、今後のセリエAについて自身の見解を示した。

 イタリアでは、新型コロナウイルスが猛威を振るっており、15日時点での感染者は2万人を超え、死者は1809人に上るなど深刻な状況となっている。セリエAでは、8日および9日に無観客で行われた第26節のイタリアダービーなど6試合を最後にリーグは中断。再開予定は4月5日とされているが、ユベントスのDFダニエレ・ルガーニを始めとして複数のチームにおいて選手の感染が確認されており、今後は不透明となっている。そんな中、8日の試合前からリーグの中断を訴えてきたAICのトンマージ会長が現地のテレビ番組に出演。持論を展開した。

 「セリエAでは、4月5日の再開を検討しているようだが、明らかに不可能だ。もし上手く行くなら5月もしくは6月に再開できれば良いと考える。現在の最優先事項は自宅に待機することだ。こういった話をすると、我々が選手の健康だけを保護しようとしているように聞こえるかもしれない。しかし最初に感染者が出たレーガ・プロ所属のピアネーゼでは、マッサージ師が現在、ICUで治療を受けている状況だ。またユーヴェにおいても、100人以上が隔離を受けている。今の状況においては、選手の課題は一般市民と同じはず。(試合を開催して)選手に移動を強制したのは強引だった」

 最後にトンマージ氏は、6月に開幕が予定されているEURO2020の延期を願った。

 「UEFAも選手権を延期することを理解してくれることを願っている。各国リーグの日程を消化できるように力を貸すべきだ。我々は1つのチェーンであり、各国リーグの問題はヨーロッパ全体で向き合うべき問題だと考える」(Goal.com)