2019.6.12 22:58

ヨヴィッチ、口数少なく闘志燃やす「ここでチャンス生かす。生かせなければ自分の責任」

ヨヴィッチ、口数少なく闘志燃やす「ここでチャンス生かす。生かせなければ自分の責任」

ヨヴィッチ、口数少なく闘志燃やす「ここでチャンス生かす。生かせなければ自分の責任」

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 今夏の移籍市場でフランクフルトからRマドリードに加入したFWルカ・ヨヴィッチが、12日にマドリーの入団発表に臨んだ。

 昨季フランクフルトの公式戦39試合で25得点を決める活躍を披露し、数多くのビッグクラブから関心を持たれたヨヴィッチ。Rマドリードはこの人気銘柄を見事に射止め、フランクフルトに移籍金6500万ユーロを支払うこと獲得を決めた。

 そうして迎えた入団発表で、Rマドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウには4500人のファンが集まり、ヨヴィッチを待ち受けた。まるで柔道家を思わせるような凄まじい体格に、白いユニフォームをまとったセルビア人FWは、エンブレムにキスをするなどして、ファンを大きく沸かせている。

 ヨヴィッチはその後に行われた記者会見で、真剣な顔つき、落ち着き払った語り口で、リップサービスなしのテンプレコメント一言返しを決めていく。そのわずかな言葉から浮かび上がってくる願望は、ここで居場所を勝ち取ること、プレーだけに集中することに集約されていた。

 「世界最高のチームに来られて、とても満足している。マドリーからお呼びがかかって、すぐにそのオファーを受け入れた。これから、ただただプレーに集中できればいいと思う」

 来季、ベンゼマのバックアッパーとしての役割を務めるとみられているヨヴィッチだが、選手本人はベンゼマと共存可能であるとの見解を示している。

 「ベンゼマは世界最高のストライカーの一人だ。彼がここにやって来たとき、僕は11歳だったね。彼から多くのことを学べたらいいと考えている。思うに、僕とベンゼマとは共存可能だ。だけどチームのために何がベストなのか、決定を下すのは監督となる」

 「目標とするゴール数? 何ゴールを決めるかは考えていない。昨季の数字を繰り返せればいいが、とにかく全力を尽くすことだけを考える。そうすれば、ゴールはやって来る」

 「チーム内競争は激しいものだが、努力すればチャンスをつかめるはずだ。チャンスをつかんだら、それを生かしたい。生かせなれば、それは僕の責任に過ぎない」

 ヨヴィッチはまた、子供の頃からRマドリードのファンであったことを告白している。

 「小さい頃、父の友人がマドリーのユニフォームをプレゼントしてくれたのは本当だ。自分は子供の頃からマドリーのファンだった。マドリーこそが世界最高のクラブなんだから」

 その一方で、子供の頃のアイドルについて問われると、次のように返している。

 「子供の頃のアイドルはロナウドだ。でも、今は誰もアイドルじゃない。僕たち全員が同業者であり、誰かを特別に称揚したくはない」

 ヨヴィッチはこの入団発表で、背番号がプリントされていないユニフォームに袖を通した。何番をつけるかについて、興味はないようだ。

 「フットボールは番号でプレーするわけではないし、重要なものではない。他クラブからのオファー? 僕は何も感知していない。それは僕のマネージャーが取り扱うことだ」

 武骨な印象もあるヨヴィッチだが、本人は自身の性格について、次のように描写している。

 「内気だとは言えるかもしれない。でも、今はそんなことを話したくはないね」

 「今日、僕が唯一恐怖を感じたのは、ベルナベウのピッチに初めて立つときだった。でも、ファンは僕をしっかりと受け入れくれた。ファンが僕の名前を叫んでくれるに値するプレーを見せていきたい」(Goal.com)