2019.2.11 21:30(2/6ページ)

なぜシティはチェルシーを粉砕できたのか?圧倒的だったアグエロ、こだわったサッリ

なぜシティはチェルシーを粉砕できたのか?圧倒的だったアグエロ、こだわったサッリ

 ■12月とは違う“サッリ・ボール”。しかしそれが裏目に

Chelsea Eden Hazard

 今シーズンここまで、ペップ・グアルディオラのシティに対して最も有効な策を講じ、最も完璧に近い形で勝利を収めた最初のチームのが、昨年12月8日のチェルシー(プレミアリーグ第16節:2-0で勝利)だった。その前回対戦でチェルシーは、前半こそ押し込まれたものの後半で得意のポゼッションをあえて封印し、「偽9番」にアザールを置いた4-5-1の撤退守備からカウンターでシティを文字通り“刺した”のだった。

 ところが、今回の対戦前、マウリツィオ・サッリ監督は会見でこんなことを言っていた。「(12月に)彼らは我々のハーフでプレスをかけることができていたが、それは(我々の)チョイスではなく必然だった」。つまり、「技術的には現時点でヨーロッパ最高の中盤」を擁するシティに対し、低い位置で構えて迎撃した前回対戦は「やむなし」の判断だったという意味だ。

 サッリは元々、勝つために策を講じるよりも自分のやり方で勝つことを目指すタイプだ。だから、勝ちはしたが忸怩たる思いがあったのだろう。12月の勝利をなぞることもできたが、サッリは今回の試合では「自分のやり方」、つまりポゼッションとハイプレスを基本とする“サッリ・ボール”でシティに挑むことを選んだ。

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