2020.3.10 19:50

ラグビーW杯組織委、実質黒字68億円を了承

ラグビーW杯組織委、実質黒字68億円を了承

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は10日、東京都内で理事会を開き、実質的な黒字として68億円を計上した大会収支を了承した。W杯を契機とした競技発展に向けたレガシー(遺産)事業として支出に組み入れ、日本ラグビー協会に渡す。使途は今後検討する。

 総額は収支ともに677億円。販売率99%を超えたチケット収入は389億円に達した。レガシー事業に関し、組織委は(1)建て替えられる東京・秩父宮ラグビー場にミュージアムを整備する資金(2)地方自治体が実施する普及事業の助成、実施(3)W杯の再招致とアジア地域のラグビー振興-の三つの基金を創設して各20億円規模を充てるよう日本協会に要請した。

 また、W杯で高まったラグビー機運を生かした地域振興を促進するため、自治体連携協議会を立ち上げると発表した。現時点で全国131自治体が参加し、会長は横浜市の林文子市長が務める。