2019.4.16 05:03

恥骨炎“全快”リーチ主将が代表合流 23年フランスW杯「次もチャレンジしたい」

恥骨炎“全快”リーチ主将が代表合流 23年フランスW杯「次もチャレンジしたい」

ジョセフ・ヘッドコーチ(左奥)が見守る中、ラインアウトからの連係を確認する日本代表候補の選手たち (撮影・奥村信哉)

ジョセフ・ヘッドコーチ(左奥)が見守る中、ラインアウトからの連係を確認する日本代表候補の選手たち (撮影・奥村信哉)【拡大】

 日本代表候補合宿(15日、千葉・浦安市、アークス浦安パーク)国内合宿を再開。午後は予定の倍の2時間にわたり、攻防練習などで汗を流した。恥骨の炎症のため離脱していたFLリーチ・マイケル(30)=東芝=が、3週間ぶりに合流。別メニューで調整した。9月開幕のW杯日本大会期間中に31歳となる日本の主将は、2023年W杯フランス大会の出場にも意欲。けがを経て、さらなる成長を誓った。

 頼れる主将が戻ってきた。リーチは3週間ぶりに顔を合わせた選手から離れ、リラックスムードで練習を見学した。

 「ずっと一人でリハビリしていた。帰ってきてチームが全然変わっていなくてよかった」

 過度なトレーニングの影響で恥骨に炎症を起こし、3月中旬から沖縄で行われていた代表候補合宿を途中離脱。スーパーラグビー(SR)の下部チームと2戦したニュージーランド遠征に帯同しなかった。

 J1浦和レッズなどでチームドクターを務めた仁賀定雄氏の元でリハビリに専念。経過は順調で、この日は負傷後初めてランニングに取り組んだ。状態を見ながら練習量を徐々に増やす予定で、20日のSR、ハリケーンズB戦(千葉・市原市)には出場しない見通し。27日のウェスタンフォース戦(秩父宮)での復帰を視野に調整を進めている。

 W杯開幕まで半年を切って実戦を積めず、チームにとって誤算であることは間違いない。それでもリーチは前向きに捉えている。

 「今後について学んだ。これ以上強くなる必要はない。今ある力をどう出すかが大事」

 目指す舞台が近づく中、冷静に明言。「次の大会にもチャレンジしたい」と4年後のW杯フランス大会出場を目指す考えまで口にした。主将の志は、けがを乗り越えさらに高まった。 (阿部慎)

試合日程へ日本代表候補へ

  • 別メニューで調整するリーチ。頼れる主将が戻ってきた
  • 練習を止め、映像でプレーを確認する日本代表候補の選手ら=千葉県浦安市(撮影・奥村信哉)
  • 取材に応じるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ=千葉・浦安市
  • 選手に指示を出すジョセフ・ヘッドコーチ=千葉県浦安市