2018.6.13 12:00

【ラグビーコラム】日本代表に恩恵! W杯の“プレシーズンマッチ”が1カ月遅れて新戦力投入

【ラグビーコラム】

日本代表に恩恵! W杯の“プレシーズンマッチ”が1カ月遅れて新戦力投入

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ノーサイドの精神
9日のイタリア戦。後半、トライを決める日本・松島幸太朗

9日のイタリア戦。後半、トライを決める日本・松島幸太朗【拡大】

 【ノーサイドの精神】世界最高峰のリーグといわれるスーパーラグビー(SR)の、2019年シーズン日程が12日に発表された。多くの日本代表選手が参加するサンウルブズは、来年2月16日にシャークス(南アフリカ)との開幕戦(会場未定)を迎える。

 日本代表選手の強化の場とも位置づけられるSRだけに、W杯前のシーズンとなる来季は、従来以上に代表選手のコンディションを見極めながら戦うシーズンになる。

 一方で、今季まで6月に設けられてきた代表戦シーズンは、7月に変更される。これはラグビーの統括団体「ワールドラグビー」の決定で、日本代表は再編成されるパシフィックネーションズ杯(PNC)に参戦する予定だ。

 PNC参加予定国はフィジー、トンガ、サモアの南太平洋諸国と米国、カナダの北米勢に日本を加えた6カ国で、試合方式、開催地などは未確定。日本代表の薫田真広強化委員長(51)は「W杯のプレシーズンマッチになるので、どの国もホームでやりたい思惑がある」と各国の綱引きがあることを明かした。

 来季の日本代表は、SRと7月のPNCを戦いながらW杯に準備を進めることになる。春の代表戦が1カ月遅れることでの“恩恵”は、来年日本代表資格を取得できる数人の選手が代表戦に投入できることだ。

 すでにサンウルブズで実力を発揮するLOグラント・ハッティング(27)=神戸製鋼=やFLピーター・ラピース・ラブスカフニ(29)=クボタ=がPNC開催時点では、3年間の居住という代表規約をクリアする見通しだ。

 来年も6月に代表戦が行われていれば、この2人はぶっつけ本番でW杯に臨んでいた可能性もある。世界的なスケジュール変更が、日本に追い風となりそうだ。

吉田 宏(よしだ・ひろし)

「吉田 宏」イメージ画像 元号が平成に変わった年に入社して、1995年ラグビーW杯後から、サッカー、野球担当を挟みながら現担当。“軟式ラグビー(自称)”出身で、こちらも自称の江戸川キャップ2を誇る。99年W杯の報道陣による南北半球決戦・プレスマッチで、なぜか南半球の一員で世界制覇を果たして現役を引退してからは、書き手専門で楕円(だえん)球を追う毎日。

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