2019.11.17 05:02

溝口、右脇腹痛にも勝った「おなかいっぱい」今季2勝目/国内シニア

溝口、右脇腹痛にも勝った「おなかいっぱい」今季2勝目/国内シニア

今季2勝目を挙げた溝口。最終戦も勝って締めくくる (PGA提供)

今季2勝目を挙げた溝口。最終戦も勝って締めくくる (PGA提供)【拡大】

 エリートグリップ・シニアオープン最終日(16日、兵庫県鳴尾GC=6429ヤード、パー70)首位に1打差の4位から出た溝口英二(54)=フリー=が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算5アンダーで逆転優勝。4月の「富邦仰徳シニア杯」以来となるシニア通算2勝目を挙げた。2打差の2位に河村雅之(52)=安芸CC=ら4人が入った。

 最終組の1つ前、ホールアウト後も表情を崩さない。優勝者の名前がコールされ、溝口がようやく笑顔を見せた。

 「勝てると思っていなかった。簡単にパーがとれないコース。とにかく自滅しないようにした」

 開場99周年を誇る関西の名門・鳴尾GCが戦いの舞台。高麗グリーンと複雑なコース設計に、多くの選手がスコアを落とした。「思い返すと大きかった」と話したのが、2位に1打差で迎えた17番(パー4)。緊迫の場面で2メートルのパーパットをねじ込んだ。

 9月に右脇腹を負傷して「今も痛い。スイングのバランスも合わない」と手負いの状態でつかんだシニア2勝目。満身創痍(そうい)の身体に「今年はもう、おなかいっぱいです」とサラリとかわしたが、今季も残すところあと1試合。最後にもう一踏ん張り、連勝で締めくくる。 (原田遼太郎)

溝口 英二(みぞぐち・えいじ)

 1964(昭和39)年12月7日生まれ、54歳。愛知・豊明市出身。15歳からゴルフを始める。89年にプロ転向すると、94年にレギュラーツアー初勝利。同ツアー通算2勝。2015年にシニア入りし、今年の「富邦仰徳シニア杯」(台湾)でシニア初勝利を挙げた。今季獲得賞金は1744万8517円でランキング9位。172センチ、68キロ。