2020.6.4 20:41

藤井七段が新たな偉業 最年少タイトル挑戦、「うれしく思う」と静かに決意新た

藤井七段が新たな偉業 最年少タイトル挑戦、「うれしく思う」と静かに決意新た

特集:
藤井聡太七段
対局を終え、感想戦に臨む永瀬拓矢二冠(左)と藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・萩原悠久人)

対局を終え、感想戦に臨む永瀬拓矢二冠(左)と藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・萩原悠久人)【拡大】

 将棋の藤井聡太七段(17)は4日、第91期棋聖戦の挑戦者決定戦で勝ち、最年少タイトル挑戦を決めた。5番勝負出場時(8日開幕)の17歳10カ月20日は、屋敷伸之九段(48)が1989年12月に記録した17歳10カ月24日を31年ぶりに更新。デビュー以来、活躍を続ける高校生プロが悲願の大舞台に立つ。

 天才高校生棋士に、タイトル挑戦の最年少記録という新たな偉業が加わった。棋聖戦5番勝負に臨む藤井聡太七段(17)は、4日の対局を終え「挑戦することができてうれしく思います」と静かに決意を新たにした。

 午前中の対局開始早々にジャケットを脱ぎ、マスク姿でワイシャツの袖をまくって永瀬拓矢二冠(27)に挑んだ藤井七段。終盤に差し掛かると息苦しくなったのか、マスクを外し、頻繁に飲み物のグラスに口を付け、視線だけを激しく動かしながら、前傾姿勢で将棋盤を見据えていた。

 4月に緊急事態宣言が出され、長距離移動を伴う対局ができなくなっていた将棋界。愛知県在住の藤井七段も東京と大阪の将棋会館での対局は2カ月近くできずにいた。記録更新は難しくなったとみられたが、緊急事態宣言の解除に伴い対局が再開。2日の準決勝から2日後という過密スケジュールもものともしなかった。

  • 対局を終え、会見に臨む藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・萩原悠久人)
  • 対局を終え、会見に臨む藤井聡太七段。パソコン越しに記者の質問に応じた=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・萩原悠久人)
  • 対局を終え、会見に臨む藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・萩原悠久人)
  • 対局を終え、感想戦に臨む藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷(撮影・萩原悠久人)