2020.6.2 22:17

「東京アラート」初の発令 小池知事「特に夜の街へのお出掛けを控えていただくことなどをお願い」

「東京アラート」初の発令 小池知事「特に夜の街へのお出掛けを控えていただくことなどをお願い」

東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議を終え、ぶら下がり取材に応じる小池百合子都知事=東京・新宿区(撮影・納冨康)

東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議を終え、ぶら下がり取材に応じる小池百合子都知事=東京・新宿区(撮影・納冨康)【拡大】

 東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに34人報告されたと発表した。夜の繁華街や既に感染者が出ている病院を中心に感染拡大の兆しがあるとして、小池百合子知事は同日夜の対策本部会議で、警戒を呼び掛ける「東京アラート」を初めて出した。午後11時に都庁舎と東京湾に架かるレインボーブリッジを赤く点灯。30人以上となるのは5月14日以来19日ぶり。

 都によると、2日までの1週間で判明した新規感染者計114人のうち、夜の繁華街が感染源とみられるのは32人で3割近くを占める。小池氏は開会中の都議会で東京アラートについて、休業要請に関する現在の「ステップ2」の段階を直ちに変更するものではないとする一方で「いっそう外出を、特に夜の街へのお出掛けを控えていただくことなどを、お願いするものだ」と説明した。

 都によると、週単位で比較した陽性者数は前週の2倍強で、直近7日間平均での感染経路不明率は50%。いずれもアラート発表の目安に到達している。そのほかのアラートの目安である1日当たりの新規感染者は7日間平均で約16・3人で、基準値を下回った。