2020.3.29 18:25

政府、弾道ミサイルと特定、北朝鮮に抗議 河野氏「意図を分析したい」

政府、弾道ミサイルと特定、北朝鮮に抗議 河野氏「意図を分析したい」

首相官邸に入る安倍首相=29日午後

首相官邸に入る安倍首相=29日午後【拡大】

 日本政府は29日、北朝鮮が発射した2発の飛翔体を短距離弾道ミサイルと特定し、国連安全保障理事会決議違反だとして中国・北京の大使館ルートを通じて抗議した。安倍晋三首相らは午後、官邸で国家安全保障会議(NSC)を開き、北朝鮮情勢の分析、対応に当たった。

 首相は飛翔体発射を受け、不測の事態に備えた万全の態勢を取るよう政府内に指示。NSCには首相のほか、麻生太郎副総理兼財務相、茂木敏充外相、河野太郎防衛相らが出席した。

 菅義偉官房長官は訪問先の那覇市内で記者団に「これまでの度重なる発射も含め、北朝鮮による一連の挑発行為は、わが国を含む国際社会全体にとって深刻な課題だ」と語った。

 河野氏は午前、防衛省幹部を省内に集め、緊急会合を開催。その後、記者団に、北朝鮮でも新型コロナウイルスの感染が拡大している可能性に触れ「何らか(発射に)関係しているのではないか」と指摘した。「かなり多いペースで国際社会に挑戦している。もう少し意図を分析したい」とも語った。