2020.3.29 09:50

北朝鮮が日本海へ弾道ミサイル2発発射 韓国軍発表

北朝鮮が日本海へ弾道ミサイル2発発射 韓国軍発表

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)【拡大】

 韓国軍合同参謀本部は29日、北朝鮮が東部元山から北東方向の日本海に向け、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射したと発表した。日本政府は、日本の領域には飛来せず、排他的経済水域(EEZ)内にも落下しないと推定されるとした。

 弾道ミサイルとみられる飛翔体発射は21日に続き今年4回目。韓国軍によると約230キロ飛行し、高度は約30キロ。安倍晋三首相は29日、情報収集と分析に全力を挙げ、航空機や船舶などの安全確認を徹底し、不測の事態に備え万全の態勢を取るよう政府内に指示した。

 韓国軍合同参謀本部は、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的な苦境にある中でのミサイル発射は「極めて不適切な行為だ」と非難、即時中止するよう要求した。

 北朝鮮は2日と9日にもそれぞれ東部の元山、宣徳付近から日本が短距離弾道ミサイルと見なす「超大型多連装ロケット砲」を発射。21日には北西部の平安北道宣川付近から命中精度が高い米国の戦術地対地ミサイル(ATACMS)と類似したミサイルを発射した。(共同)