2019.7.22 05:02

安倍首相もホッ…自公、令和初の国政選で勝敗ラインクリア

安倍首相もホッ…自公、令和初の国政選で勝敗ラインクリア

テレビ局などの取材に応じる安倍首相=21日午後、東京・永田町の自民党本部(撮影・佐藤徳昭)

テレビ局などの取材に応じる安倍首相=21日午後、東京・永田町の自民党本部(撮影・佐藤徳昭)【拡大】

 第25回参院選は21日、投開票され、党総裁として自民を率いた安倍晋三首相(64)が2012年以来、大型国政選6連勝を果たした。自民、公明両党は目標とした改選124議席の過半数63議席をクリアした。

 東京・永田町の自民党本部に午後9時44分頃、安倍首相が登場。候補者の名前が書かれたボードに、当選確実を示す赤いバラを貼り付けていった。満面の笑みが浮かんだ。

 続いて報道各社の質問に答え、10月に控えた消費税増税について「世界経済を見ながら躊躇(ちゅうちょ)なく対応する」と返答するなど、継続的な政権運営に努めることを強調した。

 安倍首相は、今回の参院選の「勝敗ライン」を自公で計53議席と設定。さらに自公幹事長は改選過半数の63としていたが、この2つの目標を共にクリアした。また、勝敗の鍵を握る改選数1の32選挙区について、2016年の前回参院選の21勝を上回った。党幹部は「勝敗は当初から見えていた」と余裕を見せた。

 一方で、憲法改正に前向きな自公に維新や無所属などを加えた改憲勢力は、3分の2の164に届かないことが確実になった。安倍首相悲願の憲法改正にはまだ障害が立ちはだかっている。