2018.9.22 05:01

安倍首相、石破派閣僚の起用見送りへ 石破氏批判「誠実な姿勢ではない」

安倍首相、石破派閣僚の起用見送りへ 石破氏批判「誠実な姿勢ではない」

 安倍晋三首相は10月初旬に予定する内閣改造で、自民党総裁選を戦った石破茂元幹事長が率いる石破派からの閣僚起用を見送る意向を固めた。首相の憲法改正の考え方に同調することを人選で重視する。石破派の斎藤健農相は交代させる方針だ。岸田文雄政調会長は続投させる案が有力となった。河野太郎外相、世耕弘成経済産業相、茂木敏充経済再生担当相は留任の方向だ。政権幹部が21日、明らかにした。

 首相は石破派からの党役員登用も避ける見通し。石破氏は記者団に「同じ党の同志だ。『誰を支持した』を(人事の)判断基準にするのは明らかに間違っている。国家国民に誠実な姿勢ではない」と批判した。

 首相は28日に米国から帰国後、人事調整を本格化させる。内閣改造と党役員人事の日程は10月1日を軸とするが、同2日とする案も出ている。

 首相は21日、総裁選で首相を支持した岸田氏と官邸で会談した。岸田氏は「政局について話した」と記者団に述べた。河野、世耕、茂木各氏の続投は、米国から農畜産物の市場開放を迫られるなど外交や通商政策の継続が不可欠との判断に基づく。北朝鮮情勢や日中、日ロ関係が重要な局面を迎えていることも考慮したとみられる。

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