2018.6.27 12:00

青春時代を思い出す「世界でいちばん長い写真」/週末エンタメ

青春時代を思い出す「世界でいちばん長い写真」/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム
映画「世界でいちばん長い写真」メインビジュアル高杉真宙

映画「世界でいちばん長い写真」メインビジュアル高杉真宙【拡大】

 高校時代、こんな風に一つのことに夢中になったな。青春だな。そう思わせる爽やかな映画が公開中の「世界でいちばん長い写真」だ。

 「武士道シックスティーン」「ストロベリーナイト」などで知られる作家、誉田哲也氏(48)の同名小説が原作。愛知県の学校で実際にあった出来事をベースにした青春群像劇だ。写真部に所属する主人公の高校生・宏伸は引っ込み思案。しかし、360度の長い写真が撮れるように改造されたパノラマカメラに出会ったことで、モノクロだった人生が鮮やかに変わっていく。

 主人公の宏伸を演じるのは、若手イケメン俳優の高杉真宙(21)。2012年の映画「カルテット!」で初主演を務め、13年にテレビ朝日系「仮面ライダー鎧武/ガイム」で二面性のある複雑な役どころを演じて、話題に。今年は他に2作の主演作が控えている。

 成長著しい高杉は今作でも、コミュニケーションが苦手な主人公がパノラマカメラと運命の出会いを果たし、少しずつ成長していく過程を見事に体現。目を輝かせて写真を撮る姿に、何かに没頭した自身の青春時代を重ね合わせる観客も少なくないはずだ。

 写真部の部長役は、昨年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で福島弁のメガネっ娘を演じて注目された女優、松本穂香(21)。朝ドラとは一転、キッパリと物を言う女性を好演。高杉、松本を含め、他の同級生役との淡い恋模様や友情も実に初々しい。記者も十数年前の高校時代を思い出した。

 現役高校生じゃなくとも、観たら、青春を感じられる1本だ。(青森正宣)

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