2018.5.2 12:00

人気作家、東野圭吾の名作を嵐・櫻井とすずで映像化した映画「ラプラスの魔女」/週末エンタメ

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映画「ラプラスの魔女」 左から広瀬すず、福士蒼汰、櫻井翔 (C)2018「ラプラスの魔女」製作委員会

映画「ラプラスの魔女」 左から広瀬すず、福士蒼汰、櫻井翔 (C)2018「ラプラスの魔女」製作委員会【拡大】

 人気ミステリー作家、東野圭吾氏(60)が作家デビュー30周年を迎えた2015年に、節目の80作目として書き下ろしたベストセラー「ラプラスの魔女」。3年の時を経て4日、同名タイトルの映画が公開される。

 物語は、地球化学の研究者で大学教授の青江(櫻井翔、36)が連続して起きた2つの不審死の調査を警察から依頼され、自然科学的見地から事件性を否定。現場の地形や気象などを検証する中、自然現象を予測できる謎の女性、円華(広瀬すず、19)が現れる。青江は、円華が失踪した青年、甘粕謙人(福士蒼汰、24)を探していることを知り-。

 主人公の青江を演じる嵐の櫻井は、4年ぶりの映画単独主演で初の大学教授役。先月19日に東京都内のイベントに出席した際は「理数系は全くダメ。何言っているか分からない。聞きなじみのないせりふで難しかった」と苦労を明かした。

 青江は円華にさんざん振り回されるが、ふと気づくと見ている側も青江に自分自身を重ね、映画に引き込まれている。劇中で真相を追う青江は観客の“分身”でもある。

 ヒロインの円華を演じるすずの表情も同作ならでは。すずといえば、ドラマやCMなどで視聴者をとりこにする笑顔が魅力。今作では謎の女性ということもあり、その笑顔は影を潜め、クールな表情に終始する新たな姿も見どころだ。

 物語のカギを握るのが、失踪した謙人と、謙人の父親で映画監督の才生(豊川悦司、56)の親子。2人とも秘密を抱えており、その事実が判明することでストーリーは大きく展開する。

 謎めいた青年と、熱血漢の映画監督。福士の“静”と豊川の“動”の対照的な演技が見事な化学反応を起こしている。豊川の狂気に満ちた姿は、対峙(たいじ)した福士も「怖かった」ともらす程の迫力だったという。

 終盤の舞台となる廃虚は、2016年の「シン・ゴジラ」で日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した林田裕至氏が、20日間以上をかけて作り上げた。

 豪華キャストとスタッフが織りなす「ラプラスの魔女」。この映画を見た人がどんな表情になるかは、未来を予測する力がなくても分かる。(渡邉尚伸)

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