2018.4.27 12:17

炎上した光進丸は加山雄三の人生そのもの/芸能ショナイ業務話

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特集:
芸能ショナイ業務話
4月2日午後、火災の被害を受けた「光進丸」について報道陣に説明し、厳しい表情を見せる加山雄三=東京都大田区・羽田空港

4月2日午後、火災の被害を受けた「光進丸」について報道陣に説明し、厳しい表情を見せる加山雄三=東京都大田区・羽田空港【拡大】

 歌手で俳優、加山雄三(81)の愛船、光進丸が炎上する悲劇に見舞われた。

 悲しみの最中に会見を開き、きちんと自分の口で説明するところも若大将らしいと思ったが、憔悴(しょうすい)した顔にショックを受けた。数年取材をしているが、いつも元気で好奇心旺盛、よく通る声で話し、元気がない姿を初めて見た。自分の分身、人生そのものであった光進丸を失った本人の心中を察する。

 光進丸には3年前、乗せていただいたことがある。本人の冠ヨット大会が中止になり、急にできた空き時間に招かれ、一緒に紅茶を飲んだ。船内を案内してくれて、ピアノやギターなど好きな物に囲まれた若大将はご機嫌。スマートフォンから友人に電話をかけて船に招く約束をし、振る舞う手料理のメニューに思いをめぐらせ、楽しそうだったことを思い出す。

 音楽仲間にも光進丸の乗客が多数いる。事故後、山下達郎(65)、桑田佳祐(62)は自身のラジオ番組で加山について語り、曲を流して気遣っていた。加山が船の名前をそのままつけた「光進丸」という名曲があるが、この曲をまた笑顔で歌える日がくればと願っている。(R)

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