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19歳のスター女優、葵わかなが「わろてんか」で見せた見事な“老け役”/芸能ショナイ業務話

19歳のスター女優、葵わかなが「わろてんか」で見せた見事な“老け役”/芸能ショナイ業務話

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NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロイン、葵わかな

NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロイン、葵わかな【拡大】

 4月も中旬となり、ドラマも新しい話題が満載だが、3月に終了したNHK連続テレビ小説「わろてんか」は最後までヒロインの“表現力”にひきつけられた。

 同作は、吉本興業の創業者、吉本せいさんをモチーフにした女の一代記。朝ドラでは王道のジャンルで、独創的なストーリー性で人気を呼んだ「あまちゃん」や「ひよっこ」と比較すると、展開が予想しやすい“古典もの”に見えるが、今回はヒロイン、てん役の葵わかなの懐の深い演技に最後までひきつけられた。

 一代記ものなので、19歳の葵が演じたのは少女時代から壮年期まで。朝ドラでヒロインが中年時代に突入すると、若いときに生んだ子供はすっかり成長しているのが定番。歴代ヒロインを演じる女優は10代が多く、彼女たちの子供役が同世代もしくは年上の俳優、女優になることはよくある。

 その“中年時代”がなじむまで、一瞬、視聴者はヒロインの“母子ショット”に違和感を覚えてしまうこともあるが、葵の場合、24歳の成田凌扮する長男と親子な雰囲気を自然に醸し出していた。 

 一本気で明るい成田の若者らしい演技も“親子感”を際立たせていたが、常にたおやかに構える気丈な女興行主のヒロイン同様、葵の地に足がついた演技は毎日、見るたびに進化している、とうならされた。

 もともと、落ち着いた印象の葵だが、その武器は年を重ねていくヒロインの演技にピタリとハマっていた。お笑いがテーマの物語だけに、番頭役の濱田岳、芸人役の藤井隆ら脇役陣はドタバタ演技で毎話、必ずひと笑いもふた笑いも仕込んでくる。そんな芸達者な登場人物たちをヒロインは一歩引いたところで優しい笑顔で見守り、その姿は視聴者の“癒やし”になっていた気がする。

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