2018.3.27 12:00

ユーミンの“集大成”とも言えるデビュー45周年記念ベスト盤「ユーミンからの、恋のうた。」/週末エンタメ

ユーミンの“集大成”とも言えるデビュー45周年記念ベスト盤「ユーミンからの、恋のうた。」/週末エンタメ

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“ユーミン入門編”とも言える構成となってる「ユーミンからの、恋のうた。」

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 シンガー・ソングライター、松任谷由実(64)が4月11日に自身初の自選ベスト盤「ユーミンからの、恋のうた。」を発売する。

 1972年に荒井由実名義の「返事はいらない」でデビュー以降、作り続けた約600曲の中から「この時代だからこそ聴いてほしい」との思いを込めた45曲を収録。「命がけで音楽に向き合ってきた軌跡です」と熱く語る自信作だ。

 2012年発売のデビュー40周年記念ベスト盤「日本の恋と、ユーミンと。」では「やさしさに包まれたなら」「卒業写真」などメジャー曲を中心に47曲を収録したが、今回はそれ以外から選曲。CD3枚組で、それぞれ「純粋さを、捨てない。」、「私で、生きていく。」、「旅を、やめない。」とメッセージ性の強いテーマで構成した。

 収録曲には、NHKドキュメンタリー「NHKアーカイブス」のテーマ曲で知られる「瞳を閉じて」や「輪舞曲」、「満月のフォーチュン」などファンならおなじみの名曲が並ぶ。聴く人にとっては懐かしさも感じる曲ばかりだが、松任谷は「思い出は、未来に目を瞑るためのものではないのですよ。明日を生きるために、あるのです。明日へ一歩踏み出すために、思い出から力をもらうのです」とメッセージ。

 今作は、100万枚超のヒットを記録した「日本の恋と-」と合わせて“二部完結盤”の意味合いも持つ。ユーミンの魅力を改めて知ることができる名盤だ。

 3月17日には東京・調布市の武蔵野の森スポーツプラザで初アルバム「ひこうき雲」のコンセプトライブを開催し、約8000人の観客を魅了。同作からは「雨の街を」と「きっと言える」を選曲した。

 ライブでは「『ひこうき雲』は自分のためだけに作ったものと言えます。すごくわがままに作ったアルバムだったかも知れません」とかみしめるような口調で懐古。ポップス界の女王として君臨する原点を吐露した。

 今作を引っさげて、9月22日からは岩手・盛岡タカヤアリーナを皮切りに12年ぶりの全国アリーナツアー(14都市29公演)を敢行。松任谷は、これからも“命がけ”でアーティストとしての使命を全うする。(山内倫貴)

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