2017.12.19 12:36

柔らかくなった元宝塚娘役トップの夢咲ねね&愛加 同じ女優として運命共同体のような姉妹/芸能ショナイ業務話

柔らかくなった元宝塚娘役トップの夢咲ねね&愛加 同じ女優として運命共同体のような姉妹/芸能ショナイ業務話

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元宝塚娘役トップの女優、愛加あゆ(左)のクリスマスディナーショーに姉で元宝塚星組娘役トップの女優、夢咲ねねがゲスト出演した=東京・品川

元宝塚娘役トップの女優、愛加あゆ(左)のクリスマスディナーショーに姉で元宝塚星組娘役トップの女優、夢咲ねねがゲスト出演した=東京・品川【拡大】

 宝塚歌劇団の元星組娘役トップ、夢咲(ゆめさき)ねね、元雪組娘役トップ、愛加(まなか)あゆ姉妹が先日、宝塚退団後初めてステージ共演した。愛加のクリスマスディナーショーに、夢咲が出演する形で実現した。

 姉の夢咲は元星組トップの柚希礼音、妹の愛加は元雪組トップの壮一帆の相手役。姉妹のタカラジェンヌは多数いるが、2014年の宝塚100周年で同時に娘役トップだった珍しい姉妹だ。宝塚ファンで知られる元モーニング娘。の高橋愛とは、姉妹が少女時代に住んでいた福井県で同じバレエ教室に通っていた。

 モデル級のプロポーションで天真爛漫(らんまん)な夢咲は入団2年目で新人公演ヒロインに抜てきされ、7年目から星組娘役トップを6年間担当。アイドルのようにキュートでしっかり者の愛加は5年目で新人公演ヒロインを射止め、8年目で就任した雪組娘役トップを1年8カ月務めて退団した。

 スピード出世で長期トップを張った姉、着実にキャリアを重ねて大輪の花を咲かせた妹。歩んだ経歴や娘役としてのスタイルは異なるが、夢の世界を離れた後はともに「本来の自分」について熟考してきたという。

 夢咲は「私は小さいころから破天荒で妹はまじめ。妹は娘役の世界を追究してがんじがらめになるタイプで、私は気にしなくてもいいかなという感じでした」と明かす。

 夢咲は退団当初、脱・娘役に努めたという。宝塚の娘役らしい華やかなものが大好きだったが、メークをナチュラルにし、縁がなかったモノトーンの服を着た。「中学時代の夢のままに15年間も走り続けたから、何がしたいのか迷う時期は長かったですね。いつまでもタカラジェンヌっぽい姿でいたら街で浮くと思って無理をしていたけど、結局、私はかわいいものや派手な色が大好き。最近は我慢をするのはやめました」。

 愛加は劇団在籍中、舞台を降りても結婚式に参列できるくらいの髪形や服装にこだわり、完璧な娘役でいようとした。退団して“義務”から解き放たれたときは戸惑ったが、「スニーカーやリュックを買ってみたり、本来はパンツスタイルが好きだったことを思い出した。娘役はもちろん楽しかったんですけど、あの時代は理想に特化していたんです」と振り返る。

 2人は声をそろえて「お互いに柔らかくなったよね」と笑った。姉妹はそろって30代に突入。「先に結婚するのは妹。私は独身のペット飼いなので」(夢咲)。「同期が出産ラッシュ。子供はかわいい」(愛加)。タイプが異なるが、同じ夢をかなえて頂点にたどりつき、現在は同じ女優として切磋琢磨(せっさたくま)する運命共同体のような姉妹だ。(R)

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