2018.6.8 05:00

【甘口辛口】時代はおっさん…西野Jもロシアでおっさんの意地を見せて

【甘口辛口】

時代はおっさん…西野Jもロシアでおっさんの意地を見せて

 ■6月8日 今のトレンドは「おっさん」らしい。先週末、テレビ朝日系の深夜ドラマ「おっさんずラブ」が終了。少年同士の愛を描いた小説や漫画などのジャンル、ボーイズラブの主人公をおじさんに置き換えたラブコメだった。じわじわと人気が上がり、ネットやSNSで大反響を呼んだ。

 テレビ誌やデータ会社が独自に集計する視聴者満足度は今期断トツで、ラスト2回はツイッターの世界トレンド1位になったという。ブームだったのは間違いない。還暦の知人は「妻がはまり、半強制的に録画を一緒に見させられた」と頭をかいていた。おっさんずラブ・ロスが主婦層を中心に広がりそうだ。

 ドラマは終わったが、おっさんは奮闘の舞台を与えられた。14日に開幕するサッカーW杯ロシア大会のことだ。日本代表23人の平均年齢は28・26歳(W杯第1戦時)。6度目のW杯で最高齢で、小紙はいち早く「おっさんジャパン」と命名した。ドラマの効果もあってか他のスポーツ紙にも散見されるので、定着するかもしれない。

 「おっさんジャパン」の中心を担うのは13日に32歳になる本田圭佑、29歳・香川真司、32歳・岡崎慎司の“ビッグ3”。ハリルホジッチ体制では落選の崖っぷちに立たされていた彼らは、西野新監督に救われた。その分、大きな責任を担わされてもいる。

 報道によると、本田は司令塔役のトップ下として復権が見えてきたという。31歳の長友佑都は「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」というツイッターでのつぶやきが物議を醸したが、小欄はW杯へ向けて自身を鼓舞するためのツイートと捉えている。おっさんの意地を見せて、ドラマ以上のムーブメントを巻き起こしてほしい。(鈴木学)