北京五輪野球の日本代表・星野仙一監督(61)が24日、成田市内のホテルで会見を行い、改めてファンに謝罪した。
(冒頭のあいさつ)
「この1年8カ月、盛り上げていただき、期待され、その期待に応えられなかったことは野球ファン、日本のスポーツファンに申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は日の丸を背負い、必死の思いでくらいついて戦ってくれましたことは画面を通じて、感じていただけたと思います。強いものが勝つのではなく、勝ったものが強いのだと、しみじみと実感した北京大会でした。日本の野球はたまたまこの時期は体調面、技術面を含め、ベストではなかったということの責任は監督である私の責任です」
−−改めて心境は
「相当の批判は浴びるな、と。(壇上は)被告席のようなもので、この席についたとたん、フラッシュの雨、嵐は覚悟していた。それだけわれわれへの思いが強かったという裏返しだと思う。この席にいる人たちに『申し訳ありません』と言わせる私は情けないという思いでいっぱいです」
−−ポイントとなった試合は
「初戦でしょう。非常にバッターがストライクゾーンというものに不信感というか、怖さを感じた予選だったと思う」
−−国際大会の難しさというのは
「同じ野球ですから、そんなに難しさはないけど、いろいろな環境も含めて、大学生や社会人の選手は国際大会を経験して力をつけてほしい。日本は弱いと思っていない。優勝した韓国とも互角に勝負したが、負けたということは何かが足りなかった。それが野球に対する思いが(相手の方が)強かったのかと、終わってみれば考えます」
−−短期決戦の難しさは
「体調を含め、ペナントレースの最中で、しのぎを削って万全でない選手もいた。そのなかで、合宿期間にベストにもっていけなかった私に責任がある」
−−北京入り前はダルビッシュを準決勝に先発させると話していた
「それは杉内が完ぺきなピッチングをしていましたから。ああ言った、こう言ったと言われましても、あの時点では本当のコトはいいにくい。そこは理解していただきたい。(ダルビッシュは)ロングリリーフということで、米国戦で2回を投げさせたのが実情です」
−−力の差は
「そんなにないと思う。やってみて分かりました。選手は気を抜いたわけではない」
−−ファンの悔しい思いは
「何を言っても言い訳になります。ですけど、冷静に、客観的にみても決して日本は弱くない」