2020.6.7 05:01

ヤクルト・青木、3戦連続安打!バットで示した新主将の存在感

ヤクルト・青木、3戦連続安打!バットで示した新主将の存在感

五回に適時二塁打を放つ青木。巧みなバットコントロールで、落ちる球を右翼線へ運んだ(撮影・福島範和)

五回に適時二塁打を放つ青木。巧みなバットコントロールで、落ちる球を右翼線へ運んだ(撮影・福島範和)【拡大】

 ヤクルト・青木宣親外野手(38)が6日、巨人との練習試合(東京ドーム)に「3番・左翼」で先発出場し、五回に右翼線へ適時二塁打を放つなど、3試合連続安打をマークした。今季から主将に指名した高津臣吾監督(51)は「素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれている」と厚い信頼を口にした。プレーと背中で引っ張るベテランを中心に、5年ぶりのV奪回を目指す。

 自らのバットでチームの士気を上げた。3点を追う五回1死一、二塁。3番の青木が右翼線へ適時二塁打。高津監督は青木の重要性を語った。

 「前後の選手が生きてくると思って、3番に青木を入れています。いいところで適時打を打ってくれましたけど、普通に彼らしい打撃をしてくれたらチャンスをつくれるし、得点も入ります」

 青木は、巨人の右腕サンチェスのフォークボールをはじき返した。この日は3打数1安打で退いたが、3試合連続安打とし、打点は2戦連続。練習試合再開後の4試合では12打数3安打(1本塁打)2打点を記録している。

 日米通算2365安打のヒットメーカーは昨年12月、新監督から電話で主将への就任を打診された。「キャプテンをやってほしい。お前じゃないと駄目だ。何も特別なことをやってくれなくていいから、今まで通りやってくれ」。意気に感じたベテランは、行動にも移した。

 2月の沖縄・浦添春季キャンプ。2月24日に行われた阪神とのオープン戦(浦添)後、普段は首脳陣が話をするミーティングで、青木が「野球の流れを考えて、アンテナを張ろう」と仲間に訴えた。昨季最下位からの巻き返しを図るため、チームを引っ張る構えだ。

 「キャプテンとして、ああしてくれ、こうしてくれと言ったことは一回もありません。彼がよく役割を理解してくれて、素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれている」と高津監督。約2週間後に迫った開幕。5年ぶりのV奪回へ、青木を中心に結束する。(赤尾裕希)

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