2020.3.30 05:03

阪神球団が休業期間1週間延長、4月8日まで…満開の甲子園桜も寂しい

阪神球団が休業期間1週間延長、4月8日まで…満開の甲子園桜も寂しい

桜が咲く阪神甲子園駅周辺だが…“球春”はまだ訪れない(撮影・二星昭子)

桜が咲く阪神甲子園駅周辺だが…“球春”はまだ訪れない(撮影・二星昭子)【拡大】

 阪神球団が暫定的に4月1日までとしていた休業期間を、4月8日まで1週間延長することが29日、わかった。今月14日に大阪市内で行われた食事会に参加した藤浪晋太郎投手(25)ら3選手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、球団は26日から「最低1週間」の休業としていた。

 阪神球団の休業期間が1週間、延期される。今月26日、藤浪がPCR検査を受ける前の時点で、球団はチームと関係者に「最低1週間」(4月1日まで)の自宅待機を命じて、球団事務所や甲子園球場、鳴尾浜の施設などの消毒作業を進めてきた(翌27日に藤浪、伊藤隼、長坂3選手の陽性を発表)。あくまで暫定的な判断でメドは未定としてきたが、球団関係者への取材によると、目指してきた4月2日からの通常営業は難しいと判断された。

 14日に、大阪市内で行われた食事会には藤浪ら7選手が参加。陽性反応が出た3選手以外の4選手を含め、この日までに球団内から新たに異変を訴える者は出ていない。ただ、食事会参加者の中から前日28日に大阪府の20代女性2人が、この日は神戸市内の20代女性1人が、感染したことが明らかになった。

 現在、球団職員らは主に自宅待機し、テレワークなどで作業。選手も原則外出禁止でトレーニングは大きく制限されている。谷本球団副社長は「一番心配なのは(新たに感染者が出た場合)濃厚接触者だと後々指定される可能性もあるじゃないですか」と話す一方で「(施設を使った練習の)解禁にもっていくために情報収集しているところ」と、なんとか練習する時間、環境を確保できるよう尽力していることを明かしているが…。どうなるかは不透明だ。

 4月24日のシーズン開幕を目指す中、阪神球団は苦しい状況が続く。