2020.3.30 05:02

MLB、年俸「試合数に比例」で選手会と合意 年間試合数162→81なら半減も

MLB、年俸「試合数に比例」で選手会と合意 年間試合数162→81なら半減も

 【ニューヨーク28日(日本時間29日)=共同ほか】新型コロナウイルスの感染拡大のため開幕を延期している米大リーグで、選手の今季年俸は試合数に比例することになると、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。大リーグ機構(MLB)と選手会が合意し、レギュラーシーズンは162試合の予定だが、81試合なら年俸は半減になるという。出来高払いにも適用される。

 「これは2020年において、たくさんの意味がある重要な合意だ」とESPNは掲載した。今月26日(同27日)に予定していたレギュラーシーズン開幕は、早くても5月中旬へと延期されている。しかし米国では感染者が日ごとに増加。28日(同29日)時点で、国別では世界最多の12万人となった。これを受け、開幕は6月や7月までずれ込むのでは、という米メディアの報道もある。

 MLBと選手会は、最低でも半分の81試合を実施することで協議。年俸が半額となれば、ヤンキース・田中将大投手(31)の今季年俸2300万ドル(約24億8400万円)は1150万ドル(12億4200万円)に。メジャー最高年俸、3767万ドル(約40億6800万円)のエンゼルス、マイク・トラウト外野手(28)は1883万ドル(20億3400万円)と試算される。

 試合のない4、5月は選手側にはまず計1億7000万ドル(約184億円)が支払われる。シーズン中止になれば、6月以降の追加報酬はない。新型コロナウイルスは、米球界にも大きな経済ダメージを与えようとしている。