2020.3.29 18:00(3/4ページ)

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】藤浪ら3選手“感染パーティー”が原因なら「社外人物」の特定急げ

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

藤浪ら3選手“感染パーティー”が原因なら「社外人物」の特定急げ

特集:
藤浪晋太郎
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
阪神・伊藤隼

阪神・伊藤隼【拡大】

 さて、ここからが問題なのですが、球団が組織防衛に全力を傾注するのは当然です。27日のセ・リーグ臨時理事会でも4月24日のシーズン開幕方針は不変であることが確認されました。4月3日にはJリーグとの第5回目の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、その後の12球団代表者会議で開幕日を再協議する方向ですが、現時点で「4・24」は動いていません。そうした球界全体の流れに悪影響を及ぼさないためにも、阪神でこれ以上の感染者を出すわけにはいかない…という球団幹部の危機感は当然でしょうね。

 一方で阪神タイガースはプロ野球界、特に関西地区での影響力が強い人気球団です。そうした公益性から見ても、地元の人たちにこれ以上の感染を拡大させないための施策を早急に打たなければなりません。3選手の感染経路の究明に全力を傾けなければならないはずです。決して身内の組織防衛だけで球団の責務を果たしている…と考えてはなりません。こうした観点は揚塩球団社長や谷本副社長も共有しているはずです。

 藤浪ら3選手のここ2週間程度の行動を振り返ると、やはり注目すべきは14日に大阪市内の「社外人物」宅で開かれた会食です。藤浪ら阪神からは7選手が参加し、「社外」からは5人の計12人の会食ですね。

 揚塩球団社長も着目していて「(14日の会食を感染源と)確定していない。限定もしていない。しかし、この2週間の行動をヒアリングし、複数人の会食に3人も入っているので重点的に調べている。保健所の指導の下で行動履歴を提出した。感染経路を確定し、今後の対策をしていきたい」と話しています。

 球団側は保健所の指導の下で、3選手が会食した「社外の5人」は誰なのか、今はどこで、何をしているのか? を症状の出ていない4選手を含めて7選手から聞いているはずです。

【続きを読む】

  • 阪神・藤浪
  • 阪神選手の新型コロナウイルス陽性判定について会見を行う阪神・揚塩球団社長=甲子園球場室内練習場