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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】藤浪ら3選手“感染パーティー”が原因なら「社外人物」の特定急げ

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

藤浪ら3選手“感染パーティー”が原因なら「社外人物」の特定急げ

特集:
藤浪晋太郎
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
阪神選手の新型コロナウイルス陽性判定について会見を行う阪神・揚塩球団社長=甲子園球場室内練習場

阪神選手の新型コロナウイルス陽性判定について会見を行う阪神・揚塩球団社長=甲子園球場室内練習場【拡大】

 恐れていたことが現実のものとなりました。しかも、その震源地がよりによって阪神タイガースとは…。新型コロナウイルスの球界初の感染者は阪神から出てしまったのです。27日に阪神の揚塩健治球団社長(59)は甲子園球場に隣接する室内練習場で会見。前日の26日に行った藤浪、伊藤隼、長坂のPCR検査の結果を発表しました。その結果は悪夢の「陽性」だったのです。

 「このプロ野球界では初めて感染者が出たことは大変深く重く受け取っております。不安、ご心配をおかけしまして、誠に申し訳ございません」

 沈痛な表情で事実関係を話す球団社長。それに前後して東京都内で行われたセ・リーグの臨時理事会では阪神の谷本球団副社長兼本部長が「開幕前の大事な時に、感染者を発生させたことをおわびします」と謝罪。球団の判断で最低1週間の活動を休止したことを明らかにしました。

 3選手の症状を時系列で追うと、まず長坂が3月18日に発熱し、風邪の診断を受けました。その後、球団寮で療養。21日になると藤浪が嗅覚の異変に気付き、翌日には伊藤隼も同じ症状を訴えました。藤浪は2つの病院で診察を受けた結果、新型コロナウイルスの感染者が嗅覚異常を訴えている症例があることからPCR検査を勧められ伊藤隼、長坂とともに検査を受けたのです。そして3人とも「陽性」の診断を受けて、入院しました。

 阪神球団は藤浪と伊藤隼は通常の練習に参加していて、長坂も24日には2軍の練習に復帰していたことから、甲子園球場や鳴尾浜、球団寮や球団事務所などの消毒作業を行い、4月1日まで練習を取りやめ。選手や全スタッフに自宅待機を指示しました。今のところ他の選手や球団関係者から発熱やせきなどの症状を訴える人はいないようですが、われわれ、報道陣も“濃厚接触者”と会社から見なされて自宅待機を指示された記者も多くいますね。

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