2020.3.25 05:00

レイズ・筒香、コロナ“禍”で緊急帰国 日本政府の方針受け

レイズ・筒香、コロナ“禍”で緊急帰国 日本政府の方針受け

特集:
筒香嘉智
レイズ・筒香

レイズ・筒香【拡大】

 米大リーグ、レイズの筒香嘉智外野手(28)=前DeNA=が滞在していたフロリダ州から緊急帰国することが24日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同州にあるレ軍の球団施設や民間のトレーニングジムが閉鎖。練習場所の確保が困難になったため、日本に拠点を移し、まだ見通しの立っていないシーズン開幕に向けて、調整を進めることになった。

 筒香が日本に練習拠点を移す。新型コロナウイルスの影響でレイズはキャンプ地、フロリダ州ポートシャーロットの球団施設が完全に封鎖し、本拠地のトロピカーナ・フィールドもトレーニング施設が使用不可。同州では民間のジムも一時的に営業休止となり、体を動かすことさえ困難な環境となっている。

 日本政府は23日に日本人を含む米国全域からの入国者に14日間、自宅やホテルでの待機を要請する方針を決定した。26日午前0時から運用が開始されるため、「(開幕延期が)遅れるのであれば、体の状態をどういうふうに持っていくか、考えないといけない」と話していた28歳は、緊急帰国を決断した。

 米国内では感染者が3万9000人超と急増し、複数の州で外出禁止令が出ている。米疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、8週間は50人以上の集まるイベントの中止、延期を要請し、メジャーは当初日本時間27日だった開幕日の再延期を決定。現状では5月中旬以降となる見通しとなっている。

 筒香は長年の夢だったメジャー移籍を果たしながらも、米1年目の開幕前に難しい調整を強いられている。オープン戦は12試合に出場し、打率・179、1本塁打、3打点。近日中に帰国し、米国が日本からの入国制限を設けるまでは国内でトレーニングを継続する予定だ。

 「シーズンに向けてベストでいけるように、いい準備をするだけ」と語る和製大砲は、母国でパワーを蓄え、本番に備える。