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【令和にかける男たち】オリックス・由伸、このまま「防御率1点台」

【令和にかける男たち】

オリックス・由伸、このまま「防御率1点台」

特集:
令和にかける男たち
頼もしく成長した山本。防御率1点台をキープする(撮影・甘利慈)

頼もしく成長した山本。防御率1点台をキープする(撮影・甘利慈)【拡大】

 各球団のキーマンを直撃する新企画「令和にかける男たち」の第6回はオリックス・山本由伸投手(20)だ。高卒3年目の今季は先発に再転向し、開幕ローテーション入り。6月28日の西武戦(メットライフ)でプロ初完封をマークした。前半戦を両リーグトップの防御率1・92で折り返し、19日の西武戦(メットライフ)で先発する。球界トップクラスの投手へ成長している右腕に、先発陣の軸としての自覚や進化の秘訣を聞いた。 (取材構成・西垣戸理大)

 -前半戦は4勝4敗、防御率1・92

 山本「援護点が少なくて勝てていないとよく言われてしまうんですが、自分としては『ここを抑えれば勝てる』というところで打たれてしまったり、もっと粘っていければ終盤逆転があったんじゃないかという試合を落としてしまったり。そういうところが反省点です」

 -収穫は

 「5日のソフトバンク戦で(四回に)4失点したあとに3イニングをしっかり抑えられた(7回4失点)。それまで一気に4点取られたことがあまりなかったので、4失点したあとをしっかり切り替えて、気持ちを切らさずに投げられたのはよかったです」

 -1年目のオフに投球フォームを変更した

 「1年目はただ単に右腕の力だけで投げてしまっていた。右肘に負担もあったので、しっかり全身で投げられるように変えました」

 -左腕の使い方に変化が見られた

 「とにかく右に頼りすぎていた。全身となると、左手も左足もそういうところも使っていかないといけないので」

 -やり投げだったり、ブリッジのような独特な体操をやっている

 「トレーナーの方に作ってもらって。ただ柔らかさじゃなく、そのなかの強さを、という感じですね。体はかなり変わってきているかな」

 -今年はランディ・ジョンソン氏の映像を参考にシュートを習得した

 「たまたま、いいものを見つけたんです。ほんと、たまたまですね。でも意外と早く習得できて、自分としても疲れないので。真っすぐの感じで投げているので、いい影響が出ましたね」

 -昨年のセットアッパーの経験は大きい

 「そうですね。かなり今年の成績に影響しているというか、いい経験をさせてもらって感謝しています。1イニングをキッチリ抑えられるようになって、1イニングの抑え方を学んだ。先発では1イニングを抑えるのを9イニングする感覚。1イニングずつを大切にできています」

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  • 山本はセットアッパーとしての経験を生かしている