2018.9.13 13:00

【球界ここだけの話(1391)】“本職”は声だし西武・熊代「おれの役割はジャムおじさん」

【球界ここだけの話(1391)】

“本職”は声だし西武・熊代「おれの役割はジャムおじさん」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
西武のムードメーカー熊代聖人

西武のムードメーカー熊代聖人【拡大】

 優勝争いが佳境を迎えている中、首位・西武で元気印の熊代聖人外野手(29)が存在感を放っている。

 「コーチからは自分の役割(盛り上げ役)は分かっているよな? と言われています。ありがたいですね」

 選手層の厚い西武で6月から約2カ月半を2軍で過ごした“ユーティリティープレーヤー”の熊代。8月末に1軍復帰すると、不測の事態に備えて“第4の捕手”としての出番にも備える。小、中、高校入学時に経験があるという捕手の練習に取り組み、「新鮮で楽しいけど、まず投手の球を取れないことにはどうしようもない」と話した。

 “本職”の声だしでは、意外な悩みを抱えている。「前半戦の方が手応えがあった。首位で、残りが少なくなってきて、多少ふざけられないような空気になってきている」と苦笑。それでも「内容は真面目なことがすごく多いけど、ぶっこむところはぶっこんでいます」と豪語する。

 復帰後、会心の声だしは『アンパンマン』だ。「アンパンマンは、泣いている子供がいたら、顔をちぎって助ける。そのアンパンマンを『新しい顔だよ』と言って、ジャムおじさんが助ける。これが自己犠牲だ。チームもそれと同じ。おれの役割はジャムおじさん。そして、もう一つの役割はメロンパンナちゃん。だって、みんな、おれにメロメロでしょ」と話し、ナインの爆笑を誘った。 2軍調整中は、自宅で1軍の試合をテレビ観戦する日もあり、就学前の二人の息子から「パパ、なんでアサム(浅村)と一緒に野球をしないの」と聞かれたという。「子どもは正直ですからね。でも、それを聞いて、自分のため、家族のためにもっと頑張らないといけないと思いました」。ムードメーカー熊代が、チームを10年ぶりの歓喜へ押し上げる。(花里雄太)

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