2018.6.10 05:04

【記者の目】大谷のDL入り、フォーク多投やメジャー球など影響か

【記者の目】

大谷のDL入り、フォーク多投やメジャー球など影響か

特集:
大谷翔平
エンゼルス・大谷

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 【ミネアポリス(米ミネソタ州)8日(日本時間9日)】米大リーグ、エンゼルスは、大谷翔平投手(23)が右肘の内側側副靱帯(じんたい)の損傷で初めて10日間の故障者リスト(DL)に入り、「PRP注射」と呼ばれる治療を受けたと発表した。

 「二刀流は、やはり無理なのか…」。米球界に、そんな懸念が広がることは間違いない。

 日本ハムでのシーズン中、大谷は肘の故障で離脱したことはなかった。エンゼルスも、キャンプ前の1月にエプラーGMらが来日して、日本ハムから調整法のマニュアルなどを譲り受けた。投打両方の才能を高く評価し、それを実行に移せると考えたからこそ、28球団が参戦した争奪戦を制した。

 起用法には細心の注意を払い、ソーシア監督は開幕後も先発ローテーション投手について、大谷だけは直前まで予定を決めず「状態を見てから考える」と繰り返してきた。中6日以上の間隔を崩したこともない。それでも、故障を防げなかった。

 右肘の故障と「二刀流」の因果関係は不明だ。フォークボールの多投、硬いマウンド、滑りやすいとされるメジャー公式球などが知らず知らずのうちに影響していた可能性もある。

 「一番野球のうまい選手になりたい」。大谷は、少年時代からそんな夢を抱いてきた。今後も二刀流を継続するのか、結論を出すには大谷と球団の判断が一致しなければならない。開幕から約2カ月。チャレンジを応援する空気と世論が、続いてくれることを願っている。 (大リーグ担当・山田結軌)

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