2018.5.31 13:00

【球界ここだけの話(1287)】日本ハム・上沢、大谷からの「ナイピー」に応えチーム牽引

【球界ここだけの話(1287)】

日本ハム・上沢、大谷からの「ナイピー」に応えチーム牽引

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
投手陣を引っ張る日本ハム・上沢

投手陣を引っ張る日本ハム・上沢【拡大】

 パ・リーグ首位の西武と1ゲーム差の2位につけている日本ハム。エースの大谷が米大リーグ、エンゼルスに移籍したが、投手陣の柱としてチームを牽引(けんいん)しているのがここまで5勝の新外国人、ニック・マルティネス投手(27)とプロ7年目の上沢直之投手(24)の両右腕だ。

 上沢は、30日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、二回に一挙8失点するなど3回8失点KO。防御率がリーグトップの1・18から2・396まで落ち込んだが、5勝2敗と“エース級”の活躍をしている。

 今季から背番号が63から15に変更。私生活では、昨年12月に結婚した。変わったのは、それだけではない。昨年までオフの練習ではランニングがメーンだったが、球速アップのため上半身のウエートトレーニングを本格的に開始。1学年下で公私ともに仲良しの大谷に倣って、サプリメントやプロテインを摂取するようになった。すでに2試合連続完封を達成するなど「後半になっても球が上ずらなくなった」と変化を実感している。

 チームが日本一になった2016年は3月に右肘の手術受け、シーズンを棒に振った。千葉・鎌ケ谷市の2軍施設での地道なリハビリ。「早く戻ってください」というメッセージとともに、投手陣の写メを送って勇気づけてくれていたのが大谷だった。チームが離れたいまも交流は続いており、時折「ナイピー(ナイスピッチング)」と連絡があるという。

 5月9日のオリックス戦(京セラ)から続いていた連続無失点イニングは「23」で途切れた。「これまでが出来すぎていて怖かった。何とか次の登板で取り返したい」。千葉・専大松戸時代は、1メートル87の長身で「松戸のダルビッシュ」の異名を持った。名実ともにエースと呼ばれる日も遠くはない。(中田愛沙美)

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