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【球界ここだけの話(1286)】巨人・菅野が持つ抜群の制球力の原点と極意

【球界ここだけの話(1286)】

巨人・菅野が持つ抜群の制球力の原点と極意

特集:
菅野智之
サンスポ記者の球界ここだけの話
抜群の制球力を誇る巨人・菅野

抜群の制球力を誇る巨人・菅野【拡大】

 コントロール。投手にとって重要なものであり、難しいものだ。球界のエース、巨人・菅野智之投手(28)は抜群の制球力を誇る。力強い直球、多彩な変化球。全てを自在に操ることができるのは、この制球力があってこそだ。

 野球ではよく「9分割」なる言葉が聞かれる。これは、ストライクゾーンを外角高め、外角真ん中…内角低めと9つに分割したもので、野球中継でも用いられる。では、菅野は打者に相対するとき、どのようなイメージで制球するのか。

 「カウント、イニング、試合の流れ、バッター、右左で全部違いますね」

 例えば、阪神・糸井に対する場合。最初は、ストライクゾーンを縦に2分割するという。左右ではない。上下だ。「コースは間違ってもいいから、とにかく低めにいこうということ」と菅野。25日の阪神戦(甲子園)では、五回一死、カウント2-0から糸井の体勢を崩しながらも、右越えソロを浴びた。菅野は、「それ(低めにということ)が災いした。あれが高めだったら果たしてどうか」と説明。では、これがカウント1-2。つまりストライク先行だったら、どういう分割だったのか。

 「9分割ですね。9分割といっても、9・5分割。ベースの幅で9分割だとしたら、1個外して、インコースを入れての9分割で、外角ベースのぎりぎりは含まない」

 つまりは、内角に意識を置くということだ。抜群の制球力を持つ菅野であっても、多少のコントロールミスはある。だから、勝負球が甘く入るなど、「絶対に間違わないために」意識を内角に置くというのだ。では、そもそも制球が不調な日はどうするのか。菅野は抜け球よりも、引っかかる球の方が修正は難しいという。

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