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【球界ここだけの話(1285)】獅子の勢いを止めた日本ハム・栗山監督の采配…きっかけはあの試合

【球界ここだけの話(1285)】

獅子の勢いを止めた日本ハム・栗山監督の采配…きっかけはあの試合

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サンスポ記者の球界ここだけの話
獅子の尻尾をとらえた日本ハム・栗山英樹監督

獅子の尻尾をとらえた日本ハム・栗山英樹監督【拡大】

 パ・リーグ2位の日本ハムは、西武との首位攻防戦となった交流戦前最後のカードを3連勝で飾り、ついに西武まで1ゲーム差に迫った。圧倒的な攻撃力を武器に独走状態に入るかと思われた獅子の尻尾をとらえ、ペナントレースを盛り上げている。

 “起点”になった試合がある。4月18日の西武戦(メットライフ)。8-0とリードしながら、八回に7失点、九回に2失点して逆転サヨナラ負けを喫した。8点差からの逆転負けは球団史上初。西武にとっては勢いを象徴するような試合で、日本ハムにはトラウマになりかねない惨劇。ナインもファンも呆然(ぼうぜん)とするしかなかった。

 だが、「やられればやられるほど、闘志に変わる」とすぐにファイティングポーズを取り直したのは、栗山監督だった。札幌ドームに帰ってソフトバンクとの試合を控えた4月20日の練習では、もう気持ちは切り替わっていた。「西武の優勝するきっかけになるように見えるけど、逆にしないと。そうじゃないと意味がない」。大敗が指揮官の闘争心に火を付けた。

 その後。西武との5度の対戦で、日本ハムは1度も負けていない。1勝4敗だった対戦成績は6勝4敗と逆転させた。

 用兵の妙もある。大逆転負けの試合で八回に2番手で登場し、9失点の起点となってしまった上原は、2軍で再調整させたうえで26日の西武戦で今季初の先発で起用。5回2失点で延長十回6-5の勝利に貢献した。あえて上原を西武戦にぶつけた指揮官は、「やられたらやり返さないと。そういう仕組みを作ることで、前に進むはず」と狙いを明かす。

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  • 今季初先発で勝利に貢献した日本ハム・上原健太
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