2018.5.18 15:17

【球界ここだけの話(1274)】ロッテの親睦団体「北陸会」は13人の大所帯に あふれる郷土愛と緩い連帯感

【球界ここだけの話(1274)】

ロッテの親睦団体「北陸会」は13人の大所帯に あふれる郷土愛と緩い連帯感

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サンスポ記者の球界ここだけの話
地元の富山で行われたオリックス戦に先発したロッテ・石川。郷土への思いは強い

地元の富山で行われたオリックス戦に先発したロッテ・石川。郷土への思いは強い【拡大】

 地方開催ゲームは移動の大変さは別にしても気分が変わり、楽しみも多い。ロッテは15日に2005年以来となる富山での主催試合を行った。

 先発した石川は富山出身。残念ながら勝利ならず、試合前に「見る余裕はないけど」としていた立山連峰に向かっての“絶景かな!”はかなわなかった。

 一方、お隣の石川県出身の角中は1安打。実は一昨年に選手会長に就任した際、「北陸シリーズ」の復活を公約に掲げていた。2年越しで夢がかない「勝てるのがベストだったが、自分も小学生のときにロッテ-ダイエー戦を生で見て刺激を受けた」と思い出を口にしている。

 ロッテ内には“北陸会”なる親睦団体が存在する。発起人は石川県出身の田中。実は今回の試合のポスターに登場したのは先発した石川、角中、そして富山県出身の西野の3人。角中によると、田中については「ポスターに起用されずショックを受けていた」とか…。

 その北陸会、スタッフなども含め現在は13人の大所帯。昨年、北陸出身者はもちろん、高校や大学などで関わりがあったり、独立リーグ出身者も入会OKで結成された。ことしは石川出身の金森打撃コーチが就任したことで会長の地位につき、独立リーグの富山サンダーバーズから加入したペゲーロ、育成選手の和田も加わり、13人になった。

 ちなみに会の活動は年に1度の食事会で、春季キャンプの石垣島で決行された。そのほかは仲間意識(?)を強めるためのTシャツ製作くらい。

 いまや新幹線のおかげでぐっと距離も近づいた北陸3県。それぞれの県民性を評するちょっと大胆な言葉はここでは控えておこう。

 地域によっては隣の県とライバル意識や文化性の違いで、いがみあったりするところもあるなか、「みんな仲はいいですよ」(角中)と和気藹々(あいあい)の雰囲気のようだ。

 球界に限らず、県人会や同郷の先輩後輩など関係性は数多くある。ロッテの「北陸会」の緩い連帯感、どこかほっとするものを感じた。(芳賀宏)

  • 安打製造機の角中も「北陸会」のメンバー
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