2018.5.5 13:00

【球界ここだけの話(1261)】ソフトバンクの“ねずみ男”は柳田!? 強風に負けず穴を開ける

【球界ここだけの話(1261)】

ソフトバンクの“ねずみ男”は柳田!? 強風に負けず穴を開ける

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サンスポ記者の球界ここだけの話
3日のロッテ戦、七回に2点三塁打を放った柳田

3日のロッテ戦、七回に2点三塁打を放った柳田【拡大】

 ソフトバンクが3連勝した3日のロッテ戦(ZOZOマリン)は上空の風速が15メートル前後の中で行われた。球場に入った達川光男ヘッドコーチ(62)は「台風なみ」と見上げながら「風も強いけど、一番強いのは何か知っとるか?」と“講義”を始めた。

 答えは、ねずみだ。題材は日本昔ばなしの「ねずみの嫁入り」という童話。あるねずみの一家が世の中で一番強い「太陽」を娘の婿にもらおうとしたときのこと。太陽よりも太陽を隠す「雲」が強く、雲を吹き飛ばす「風」はさらに強い。しかし、風は「壁」に止められてしまう。その壁に穴を開けてしまう「ねずみ」が一番強いと気が付く話だ。

 「ねずみは誰じゃろうな」

 そんな試合のヒーローは柳田悠岐外野手(29)だった。先制の7号ソロと決勝三塁打など3安打3打点。達川ヘッドは「柳田じゃったか」とニヤリ。ねずみといえば、歯が一生のび続けるという成長力が特徴だが、好調の柳田の今季の成長についても語った。

 「気持ちの切り替えじゃろうな。あいつの今年のテーマに『聞き流す』という言葉がある。『切り替え』という上品な言葉を使わないのはあいつらしさだけど、そういう意味だと思うよ。打っても打てなくても、今年は一喜一憂していない」

 この試合後、藤本博史打撃コーチ(54)も同じ意見だった。「よく考えてやっている。日々、前進。今年は精神的な成長がある」。強風の影響で体がぶれないように、普段よりも足を小さく上げて突破口を開いた冷静さに驚いていた。

 ソフトバンクの「壁」は首位を走る西武だ。強力打線を形成する面々は打撃成績上位にズラリ。そこに、鷹では柳田だけが割って入っている。8日から今季3度目の直接対決(大宮、メットライフ)。「穴」を開けるのはやはり“ねずみ男”だろうか。(安藤理)

  • 3日のロッテ戦、柳田は一回、中越えに先制ソロ本塁打を放った
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