2018.5.3 13:00

【球界ここだけの話(1259)】スタイルチェンジのマエケン、パワーピッチに注目

【球界ここだけの話(1259)】

スタイルチェンジのマエケン、パワーピッチに注目

特集:
前田健太
サンスポ記者の球界ここだけの話
力投するドジャース・前田

力投するドジャース・前田【拡大】

 三振マシンと化した男がいる。ドジャースで3年目を迎えた前田健太投手(30)だ。ここまで5試合に先発し、25回1/3を投げ32個の三振を奪い、三振率11・37をマーク。チーム内の先発投手で最も高い数字だ(5月1日時点)。

 「三振の数は別に多くても少なくてもどっちでもいい。球数少なく打ち取っていくのがベスト。ピンチの場面とか、三振を取りたいとときに取れるスタイルであれば。三振を取るのにこだわりすぎて球数が多くなるよりは、どんどん勝負して、少ない方がいい」

 2勝2敗で防御率3・91。昨季は、4月と5月は不振で6月に一時、先発ローテーションを外れた。1年前と比較すれば、まずまずのスタートを切った。「劇的にこのボールが変わったというのはない。(昨季と違うことは)フォーシームの質がよくなったのかもしれない」。コースのギリギリを狙い、カウントを悪くするのではなく、多少甘いコースでも積極的にストライクゾーンに投げ込み、力勝負をすることで好結果につながっているという。高い奪三振率だが「今だけかと思いますよ」と笑う。勝利にいかに貢献する投球ができるか。何よりそれが大切だということは心得ている。

 しかし、チームはここまで12勝17敗、ナ・リーグ西地区で首位を走るダイヤモンドバックスに9ゲーム差をつけられ現在4位と苦しむ(日本時間2日時点)。主力打者で昨季打率322、21本塁打、71打点のジャスティン・ターナー内野手(33)はオープン戦で死球を右手首に受け骨折。正遊撃手で2年連続20本塁打&70打点以上を挙げたコリー・シーガー内野手(24)は右肘の靭帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが決まり、1年以上の離脱が発表された。

 地区6連覇、1988年以来、30年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャース。“スタイルチェンジ”したマエケンのパワーピッチに注目だ。(山田結軌)

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. MLB
  4. 【球界ここだけの話(1259)】スタイルチェンジのマエケン、パワーピッチに注目