2018.3.31 13:00

【球界ここだけの話(1226)】盗塁&走塁に意識改革、今年のオリックスは違うぞ

【球界ここだけの話(1226)】

盗塁&走塁に意識改革、今年のオリックスは違うぞ

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サンスポ記者の球界ここだけの話
機動力のレベルアップに力を入れたオリックス・福良監督

機動力のレベルアップに力を入れたオリックス・福良監督【拡大】

 ついに、プロ野球が開幕した。12球団それぞれのチームが、昨秋、今春のキャンプで取り組んできた戦略やチーム力で、ペナントレースを競い合う。

 就任3年目となるオリックスの福良監督は、春の宮崎キャンプで機動力のレベルアップに力を入れた。常に先の塁を狙い、盗塁&走塁の意識改革に取り組んだ。選手たちには「失敗してもいいから走れるやつはどんどん行け。失敗して覚えることもある」と指令を出し、ノーサインでどんどん走らせた。

 そして、高卒4年目の宗や小田、ドラフト3位・福田周平内野手(NTT東日本)、同8位・山足達也内野手(Honda鈴鹿)らがガンガン走りまくった。キャンプ序盤の紅白戦では、走ってくることが分かっている状況のため、捕手に刺されるケースが多かったが、終盤につれ、成功率もアップ。代走要員などで期待される小田は、阪急OBで通算1065盗塁のプロ野球記録を持つ福本豊臨時コーチや、テレビ番組収録でキャンプ地を訪れた元巨人の鈴木尚広氏に盗塁の指導を仰ぎ、鈴木氏からは「恐れずにスタートを切るなら、帰塁の技術を高めればいい」と助言を得た。

 徐々に個々の盗塁、走塁の意識は変わり、昨季12球団最下位の「33」に終わった盗塁数は、オープン戦で両リーグトップの「22」を記録。昨年のオープン戦でも走る姿勢は見せていたが、今年は成功数もアップした。

 指揮官は「(盗塁数増加は)オープン戦だから分からない。シーズンでは他球団も警戒してくる。プレッシャーのかかる場面でできるかどうか」と冷静だが、“走るオリックス”の印象を他チームに植え付けられただけでも大きな成果といえる。

 今季は1番を担う宗や2番で続く山足の出塁率によって、吉田正、ロメロ、マレーロら主軸がもたらす得点力が変動してくる。今年のオリは違う。戦力が充実しているソフトバンクなど、強力なライバルが多いパ・リーグをどこまでかき回せるか、注目だ。(西垣戸理大)

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