2018.3.28 13:00

【球界ここだけの話(1223)】巨人V奪回の鍵握る田口 左のエースにとって大きい菅野の存在

【球界ここだけの話(1223)】

巨人V奪回の鍵握る田口 左のエースにとって大きい菅野の存在

特集:
菅野智之
サンスポ記者の球界ここだけの話
ノックを受ける巨人・田口。後方には球界を代表する右腕・菅野

ノックを受ける巨人・田口。後方には球界を代表する右腕・菅野【拡大】

 巨人は4年ぶりのV奪回へ、オープン戦を1位で終えた。打撃陣では新加入のゲレーロ(前中日)、2年目の吉川尚、4年目の岡本らが好調を維持している。そんな中、投手陣で鍵を握るのは左のエース・田口だと信じている。

 昨季は26試合で13勝4敗、防御率3・01。菅野、マイコラスと「先発3本柱」を築き、投手陣の中心にいた。2016年は10勝を挙げ、2年連続で2桁勝利を達成したが、22歳の若武者に慢心はない。

 「去年とは違うところを見せられるように。すべてでキャリアハイを目指したい」

 実績を残しても、さらに上を目指す。その先にはチームのエース、菅野の存在がある。「ジャイアンツのピッチャーでは、菅野さんぐらいしか大きく名前が出ない。そこに1人でも近づいていかないと、菅野さん自身の負担にもなるし、チームの負担にもなる。先発ピッチャーで長いイニングを投げられるピッチャーが1人でも多く出てこないと。僕がその一人になりたいし、追いつくだけじゃなく、追い越す気持ちで」と高みを目指している。

 今春の宮崎キャンプ。田口の姿は、ブルペンで投げる菅野の後方にあった。その後、2人で会話するなど飽くなき探求心で技術の向上を図った。右と左の違い、タイプも違うが、球界を代表する右腕の存在は田口にとって、大きい。

 今季の一つの目標に防御率2・50以下がある。「絶対、達成したい」と語るほど目指している数字だ。菅野は昨季、同1・59で最優秀防御率のタイトルを獲得。田口が今季、すべての数字でキャリアハイを達成すれば、おのずとV奪回も見えてくる。

 見据えるのは日本一。右の車輪だけでは、頂には近づかない。左の車輪もフル回転してこそ、絶景を拝める。阪神との開幕戦は菅野、2戦目は田口。左右の両輪がそろえば、シーズン終了後に歓喜の美酒が待っている。(赤尾裕希)

  • ウォームアップに臨む田口(右)と菅野。V奪回は左右両エースの肩にかかる
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