2018.3.25 13:00

【球界ここだけの話(1220)】広島を支える異色のクレート通訳が“先生デビュー” 動画でスペイン語解説

【球界ここだけの話(1220)】

広島を支える異色のクレート通訳が“先生デビュー” 動画でスペイン語解説

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
広島ファンに人気のクレート通訳(左)。右はバティスタ

広島ファンに人気のクレート通訳(左)。右はバティスタ【拡大】

 広島のヘンディ・クレート通訳兼ブルペン捕手(34)が“先生デビュー”だ。2月からカープファン倶楽部会員限定のサイト内にある動画「クレート通訳の最高のスペイン語の使い方」に登場。スペイン語を解説している。

 「きょねん、ドミニカ(共和国)にかえるまえ、ことしニホンにきたときに(ビデオ講義を)とりました。ニホンのコトバをスペイン語にかえる(翻訳)のがむずかしい。あと2、3回ぐらい(ビデオ撮影が)あるのでがんばりたい」

 ドミニカ共和国のカープアカデミー出身でブルペン捕手として2007年に来日。昨年6月に支配下登録されたバティスタの通訳として1軍に昇格し、お立ち台での「やっぱり」「サイコー」などの“カタコト通訳”が話題を呼び、先生として白羽の矢が立った。

 1回のビデオ撮影で5分の講座を計10度。それを2回こなしたドミニカンは「スパニッシュをべんきょうして、ドミニカ(共和国)にあそびにきてください。ごはんもおいしい。うみもきれいですよ」と宣伝した。

 ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶ人口1053万人の島国(2015年統計)。日本では直通便がないため馴染みが薄いものの、野球界ではバティスタ、メヒア(ともに広島)、カミネロ(巨人)、ドリス、マテオ(ともに阪神)ら多くのドミニカンが活躍している。

 来日11年目のクレートさんも通訳として、ブルペン捕手として、講師として奮闘。夫人のサンタさん、長男・ジョルダンくん、次男のハシエルくんを故郷に残し、寮でひとり暮らしをしている。

 「かぞくにあえないのはさみしいね。6がつにニホンにくる。たのしみにしています」

 現在は1軍でメヒアの通訳を務めており、ともに開幕1軍を目指して突っ走っている。異色の球団スタッフ、クレートさん。球団史上初の3連覇を目指すカープを縁の下で支える。(柏村翔)

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