2018.3.24 13:00

【球界ここだけの話(1219)】鷹の背番号「51」は特別! シーズン中も「2番・上林」が見られる可能性はある

【球界ここだけの話(1219)】

鷹の背番号「51」は特別! シーズン中も「2番・上林」が見られる可能性はある

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サンスポ記者の球界ここだけの話
将来の主軸として期待される上林。オープン戦では「2番」でも起用された

将来の主軸として期待される上林。オープン戦では「2番」でも起用された【拡大】

 ソフトバンク・上林誠知外野手(22)が21日の中日戦(ヤフオクドーム)で「2番」に起用された。これまでになかった打順。ただ、工藤公康監督(54)はシーズンを見据えたプランであることは否定した。

 「普通にスイングしたらタイミングが合わなくても、バスターやエンドランをしたら最後までボールを見てつかめるものもあるから」

 将来の主軸と期待され、現在レギュラー争い中の22歳は打撃の好感触をつかめそうで、つかめない毎日を過ごす。指揮官はヒントを得る方法の一つとして、サインを出すケースが多い打順に置いたという。4打席とも「そのケースがなかったけど」と苦笑い。

 そこで、23日の広島戦(ヤフオクドーム)も継続した。五回と七回に無死一塁。ところが、狙いを実行する絶好の機会で選んだ指示はバスターやエンドランではなく2度とも犠打だった。

 オープン戦終盤は本番に近い戦術を実践する一方、背番号「51」は特例だ。熱心に助言を送る王貞治球団会長(77)とも相談の上、上林には指揮官から「お前はチームバッティングとかは気にしないで、自分の打撃をすることを優先しろ」と伝えられていた。

 結果をみれば2打席連続の犠打は矛盾だらけ。少し拍子抜けしたが、藤本打撃コーチは「上林はバントもうまいよ。小技もできて長打も打てる。そういうの(2番)もありじゃないかな」と別の着眼点で語った。

 考えてみれば、アクシデントがつきものの長いシーズンは“行き当たりばったり”の連続。「2番・上林」を続けた理由には、今宮健太内野手(26)がウイルス性の胃腸炎で欠場したこともある。「ひょうたんから駒」とまではいわないが、若鷹の練習を優先したイレギュラーなオーダーでヒントを得たのは首脳陣の方か…。

 中軸は不動だが、それ以外は「日替わり打線」が特徴。143試合のどこかで「2番・上林」が再び見られる可能性はある。(安藤理)

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