2018.3.15 13:00

【球界ここだけの話(1210)】吉川尚、田中俊…巨人の若手二塁手争いが熱い、定位置取りなら新世代到来

【球界ここだけの話(1210)】

吉川尚、田中俊…巨人の若手二塁手争いが熱い、定位置取りなら新世代到来

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サンスポ記者の球界ここだけの話
定位置取りにアピール中の巨人・吉川尚

定位置取りにアピール中の巨人・吉川尚【拡大】

 巨人の二塁争いが熱い。オープン戦期間が折り返しを迎える中、今季の布陣が徐々に浮かび上がってきた。

 二塁のレギュラー候補の筆頭株は、昨年のドラフト1位・吉川尚輝内野手(23)だ。昨季はわずか5試合の出場だったものの、球団が進める世代交代の中心的存在として期待される。

 オープン戦はここまで10試合すべてに先発出場。打率・258(14日終了時点)ながらも、バネのある脚力を生かした走塁と守備、粘り強い打撃で評価を積み上げている。吉川尚は「『今やらないといけない、やってやろう。レギュラーを取るんだ』という気持ちで練習ができています。レギュラーを取るためには、結果を出さないといけない」と燃えている。

 そこに待ったをかけるのは、ドラフト5位・田中俊太内野手(24)=日立製作所=だ。春季キャンプから予想を上回る好アピールを続け、13日のソフトバンクとのオープン戦(大分)では逆転満塁本塁打。試合後、高橋監督は「いいものを見せてくれた。それ(守備位置)はこれから。キャンプ中からも考えている」と高く評価。三塁での起用も多いが、正二塁手の座をうかがう位置にまで来ている。開幕戦の二塁スタメンの座は、残りのオープン戦の結果次第といえるだろう。いずれにせよ、今季の二塁には新鋭が収まる可能性が高い。

 巨人は長年、正二塁手を固定できていない。2000年前後に仁志敏久が不動のレギュラーとして君臨した以来、多くの選手がしのぎを削る競争枠となっている。二塁での先発出場数(年間)でみると、05年・仁志の128試合以降、100試合を超えたのは11年・藤村大介の106試合と14年・片岡治大の113のみ。さらに、二塁でチーム内最多の先発出場数を3年以上続けることができた選手もいない。昨年はマギーの60試合が最多だった。

 吉川尚、田中俊、それとも別の若手か。二塁のレギュラーが出現すれば、新世代到来が印象づけられる。(谷川直之)

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