2018.3.1 13:00

【球界ここだけの話(1196)】大谷の二刀流への挑戦 チームは投手としての調整を優先の方針だが「充実している」

【球界ここだけの話(1196)】

大谷の二刀流への挑戦 チームは投手としての調整を優先の方針だが「充実している」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
エンゼルス・大谷

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 渡米して1カ月が経過した。エンゼルス・大谷翔平投手(23)だ。米アリゾナ州で行われているキャンプインも約2週間を過ごし、メジャーでの二刀流挑戦へ、順調に段階を踏んでいる。

 「どの選手も同じだと思いますけど、例年、打撃の方が(調整が)早い」

 DHとしてオープン戦(パドレス戦)で打者デビューを果たした2月26日(日本時間27日)。五回一死二塁で中前適時打を放ちメジャー初安打を記録した。

 チームは投手としての調整を優先させる方針だ。2014年に16勝を挙げたマット・シューメーカー投手(31)、14-15年で28勝を挙げたギャレット・リチャーズ投手(29)らがいるが、絶対的エースはいない。一方で打線には、今季のメジャー最高年俸、3410万ドル(約36億5000万円)で、オールスター6度選出のマイク・トラウト外野手(26)、昨季35本塁打、5年連続20本塁打以上をマークしているジャスティン・アップトン外野手(30)、昨季14本塁打、ゴールド・グラブ賞のアンドレルトン・シモンズ内野手(28)らタレントがそろう。チームバランスとしては、投手陣が手薄だ。

 「しっかりボールとマウンドに対応していくことが実戦のレベルで一番(克服すべき課題)じゃないか。まず自分の状態を上げるのが、一番にやること。その先に打者への対応が出てくる」

 3月2日(同3日)には、ブルワーズのマイナー選手主体の練習試合で2度目の先発に臨む。通常進行の試合ではなく、ときには走者などの状況設定をしながら、45-50球、3イニングをメドに投げる。ブ軍にとっても、実戦打席を多く経験させたい打者を毎回の先頭打者として送り出せるなど、両軍にとってメリットは多い。

 「いろいろ勉強になることが毎日たくさんある。充実している」と大谷。23歳の二刀流は、調整を本格化させながら、異国でのチャレンジを楽しんでいる。(山田結軌)

  • 大リーグでも二刀流に挑戦するエンゼルスの大谷
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